みなさんは東京都庁（正確には『東京都庁舎』）に行ったことがありますか？1991年の新庁舎（現庁舎）開館の折りには、（2年後には横浜ランドマークタワーにあっさりと抜かれましたが）サンシャインを抜き日本一の高さ、そして豪華な作りが話題を集めました。

そんな高層階でなんと！アフタヌーンティーも頂けるのです。

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東京都庁ってどこにあるの？北展望室ってどこから入るの？？？と迷子にならないために

東京都庁と言えば、『バブルの塔』『タックス・タワー』などの異名を持つ東京観光の名所のひとつですが、私が訪問した日は土曜日にもかかわらず、想像していたよりも観光客（海外の方が多かった気がします）が少なく、また外見の圧倒的パワーとは裏腹に施設内部はところどころ古さを感じさせるのに少し驚きました。

アフタヌーンティーが頂けるのは第一本庁舎北展望室のカフェということで、東京近郊にずっと住んでいながら初めて！その頂上を目指します。

今はスマホの地図が便利なのにも関わらず、東京都内は立体交差や複雑なコンコースで方向感覚を奪われ迷子になることがしばしば。東京都庁舎の場合は、大江戸線の都庁前駅からすぐなのでできればこちらを利用するといいかもしれません。南北線の西新宿駅や新宿駅は、都庁前駅を目指して屋内外合わせた長い通路でつながっているので、それを辿ることになります（新宿駅からでもほぼ濡れずに行かれるのはすごい！）。

上の写真の橋の下をくぐりきると左側に観光客が入れる入り口があります。展望室は無料で見学できますので特に立ち寄るところはありません。自動ドアをくぐったらそのまま左手に進み、展望室までのエレベーターから一気に45階まで向かいます。

西新宿からの場合は正面玄関（よく、都知事などが挨拶しながら去るところですね…）の前に出てしまうかもしれませんが、近づくと警備員さんが（おそらく）必ず寄ってきてくるので入り口を教えていただけます。私の場合は「Good View Tokyo（グッドビュー東京）は北展望室ですよ！間違えないでください！南に行ってしまうと、一度おりてまた昇りなおさないと通路などはありませんよ！」と何度も言われました（笑）

偶然、新宿からきた友人も別の警備員さんに道を尋ねたらしいのですが、同じように「北展望室です！」と強調されたそうです。間違える人がきっと多いんですね。

因みに、南展望室にもカフェ『トウキョウカフェ 202 （Tokyo Cafe 202）』がありますが、アフタヌーンティーはなく軽食とドリンク、夜の貸し切りなどをしているようです。

まずは風景を楽しもう！Good View Tokyo（グッドビュー東京）からは北から南の景色が

45階の北展望室に到着するとどこか（おそらく東京タワー）で見たようなお土産コーナーが、ぐるっと一望できるようなホールの中央に見えます。右手側を見ると白い壁で仕切られている空間があり、そこがGood View Tokyo（グッドビュー東京）の入り口になります。

正方形に近い展望室の北の角に近いところにGood View Tokyo（グッドビュー東京）があるため、入店しないと見ることができない風景もあります。そのためかカフェの入り口には『写真撮影のみの入店お断りします』といった感じで中国語や韓国語も併せて表示されています。

窓際の明るい席、しかも2人なのに4人掛けのテーブル席ということで広々！そして、北西向きと北東向きの窓の角っこであったため外が良く見渡せます！

窓が広いため、北西向きの窓、北東向きの窓と言っても北から南まで見渡せます。意外と近くに高いビル（しかも古い感じの）があるのでそこまでよ～く見てしまうと逆に雰囲気が壊れてしまうので、遠くを見つめます（笑）

アフタヌーンティーは14時半からの予約だったのですが私たちが入店したときにアフタヌーンティーを食べていた方は1組、また同じ時間に予約をしていた方はいなかったようです。どちらかと言うと15時近かったのでお茶をされている方が多かったようです。満席でもありませんでしたし、アフタヌーンティーでなくても休憩に軽く利用するのもありかもしれません。

アフタヌーンティーは三段トレイ！でも、スコーンはありません…

さて、席につくとまず特典のスパークリングワインをいただきます。どちらかというと甘味もぶどうの風味も強いしっかりとしたタイプです。

見渡したところスタッフの数はあまり多くなかったので、スパークリングが来ると同時に紅茶もオーダーしました。比較的リーズナブルなアフタヌーンティーに珍しく、飲み放題の上に銘柄もカップも替えていただけて、かつ種類も豊富です！すごい！

ただ、残念だったのが紅茶に入れるフレッシュミルク（冷たい牛乳）が無かったこと。ミルクティーにしたいと思ってお願いしたら、コーヒーミルクを使ってくださいと。牛乳は他の料理にも使うと思うので、これはミルクティー用に是非、是非！用意していただきたい！本当に残念！

今回は【一休.com】から申し込んだのですが、申し込みフォームの「利用目的」欄で「誕生日」を選んだら、1段目にキャンドルサービスと、三段目のプレートにチョコレートにメッセージを入れてくださいました！結構これだけでも嬉しい！！

サンドイッチなどが無いので、いつものホテルのアフタヌーンティーと違い「お腹いっぱいでもう食べられない！」にならないのも良いかもしれません。また、二段目の盛り付けがファンシー！エディブルフラワーが散らしてあって全体的に本当に可愛らしいなぁ、と。

珍しいなと思ったのが、三段トレイにトングが付いていたことです。これは欲しくてもいつも無いものなんですよね。どうやって取るんだと悩む方もいそうですね。気にせず手で取れるものは取ればいいと思うのですが、柔らかかったり材料的にべとべとだったりするとやはり必要…。

三段トレイからトングを外すのがちょっと、知恵の輪みたいな状況だったのはご愛敬（笑）

Good View Tokyo（グッドビュー東京）のアフタヌーンティーは、気軽に観光のついでに楽しめるところが良いかなと思います。

本場のアフタヌーンティーに行きたい！アフタヌーンティーがどういうものか知りたい！という初心者の方にはおススメしませんが、都内で何か所も行っていて「ちょっと箸休め」的にはコスパも良く楽しめるのではないでしょうか？また、ドレスコードもありませんし小さい子がいても問題ありませんので、お子様とのアフタヌーンティーにもいいかも。

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お帰りが夕方になると下りのエレベーターが混み合いますので、その後の予定がある場合は、余裕をもって移動することも忘れずに！