元町珈琲店(もとまちこーひーてん)

【北海道】箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)で、自家焙煎のコーヒーをいただきつつ、ゆったり静かなティータイム@函館, 末広町

元町珈琲店(もとまちこーひーてん)

別名『チャーミーグリーンの坂』、八幡坂の中腹、上から見て右側にあります[/caption]とても風が強い土曜日、『チャーミーグリーン』のCMで有名な八幡坂(やわたざか)の観光を終え、雨交じりの向かい風と闘いながら、その中腹にある『箱館元町珈琲店』(はこだてもとまちこーひーてん)に向かいました。

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)

[caption] 別名『チャーミーグリーンの坂』。ある程度以上の年齢の方なら、すぐにCMが浮かぶはず?

普通の一軒家のように見えるのですが、雑誌でもよく取り上げられている深入りの自家焙煎珈琲が有名なお店です(市場でお茶した、十字屋珈琲のカウンターにあった雑誌で紹介されていました)。旅行中のティーブレイクも趣味の一つなので、早速お邪魔します!

『函館』ではなく、『箱館』のコーヒー屋さん

建物の入口にある看板には『元町珈琲店』(もとまちこーひーてん)とあるのですが、ネットを検索すると、『箱館元町珈琲店』(はこだてもとまちこーひーてん)と紹介している記事が多いですね(公式サイトは見つけられず)。

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)駐車場も広く5、6台は入りそう。これはレンタカー旅行者に嬉しいかも。実は外装が実家にとても似ているので、かなり親近感(笑)

『元町珈琲店』という名前のカフェが首都圏含めたチェーン展開しているのですが、それとは別のお店なので『箱館元町珈琲店』(はこだてもとまちこーひーてん)とお呼びしたほうがよさそう。そこでふと思ったのが、『箱館』が『函館』の旧称なのは知っているのですが、いつどんな経緯で変わったのだろうかと。

検索してみたところ、江戸時代の『箱館奉行』や『箱館裁判所』、明治の『箱館府』が置かれた頃は『箱館』と『函館』が政府の文書でも混在して使われていたそうです。1871年に『開拓使出張所』を『函館出張開拓使庁』に改名しており、その頃の開拓使事業登録に「九月三十日開拓使出張所を函館に置く、箱館の字を函館に改めたるは此時なり」と書かれているので、政府として『函館に統一する』意思が見てとれます。

それでもしばらく民間や公文書の中でも混在が続いていたようで、1876年に開拓使函館支庁が開拓使東京出張所へ「函館って書いてよ」的な上申書を送っていて、広く頒布されたのはその後と言えるかもしれません。

それでもなかなか浸透しなかった…ということは想像に易いですが、いつの時代も情報の共有や共通認識の確認には時間や手間がかかるなぁと、函館の歴史とはまったく関係のない我が職場を頭に描きつつ、しみじみ…。

コーヒーは深入り一択。豆とお湯の量でチョイス、手作りケーキも絶品

さて、閑話休題、『箱館元町珈琲店』(はこだてもとまちこーひーてん)に話を戻して。私がお邪魔したのは土曜日の10時過ぎでした。天気が悪く風が強い日だったので、八幡坂の観光を終えた観光客が私のほかあと2組、そして地元の方が後から1名入って来られました。

朝食を取ってからさほど時間は経っていないのですが、是非食べたかったのがお手製の『北海道産かぼちゃのケーキ』(450円)。

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)『北海道産かぼちゃのケーキ』は雑誌で必ず紹介される人気メニュー。結構、どっしり!

甘みは抑えめですがカボチャの甘みがしっかりと感じられます。また、かなり粉と比較して実の比率が高いのではないでしょうか…カボチャそのものの味と食感が感じられます。なんというか密度があるので、意外とお腹いっぱいになる感じ。

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)コーヒーカップも色々なデザインがあるようなので、どれで出てくるかというのも楽しみのひとつですね

コーヒーは深入りの自家焙煎だというので、豆の種類を選ぶのかな~と思っていたら、ホットは豆の量と水の量で「Bitter」「Mild」「Light」と選択します(各500円)。私はホットかつブラックで飲むならあまり濃くないほうがいいので「Mild」を選択しました。

カボチャの濃い味にも負けず、丁度よいチョイスだったのではないかと思います。ケーキが無かったら「Light」でも十分な感じかなぁ。とにかく女店主さんが豆の種類から焙煎度合いまでこだわっているそうです。彼女のコーヒーを入れる姿も静かで穏やかで、コーヒーの湯気と共に見ていると和みます。

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)お店の間口から想像していたより、奥行きが長い店内。カウンターも長いです。並んでいるカップや調理器具を見ているのも楽しい

大人がのんびりできるインテリアと落ち着いた女店主の趣が良い!

さて、函館では珍しくないのかもしれませんが、『箱館元町珈琲店』(はこだてもとまちこーひーてん)はスペースによる分煙です。都内ではチェーン店は完全分煙(喫煙場所が仕切られている)がほとんどですし、逆に昔ながらの喫茶店は喫煙が多い気がしますが、モダンで新しい喫茶店らしいと言えば、らしいですね。

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)こちらの明るいスペースが喫煙。雑誌がたくさん置いてあるので、大人が一人で息抜きで来たり、長居することを想定していてくれている気が

後から入って来た男性のおひとりさまは、案内を待たず迷わずこちらの明るい席に座ったので常連さんかなと思ったらその通り。「いつもの」と注文して新聞を読み始めました。実は一度やってみたいですね、「いつもの」(笑)。音楽はジャズが流れていますが、音量は小さめ。私はキョロキョロひとしきりした後はガイドブックを見ながらルートを考えていたのですが、まったく邪魔にならず心地よいです。

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)私が座ったのは長いカウンター席。カウンターと調理エリアのカウンターの間に人が通れるようになっています。面白い

ネットを検索していたら、口コミで「子どもが一緒なのを断られた」というものを目にしました。新しい喫茶店で子連れ入店を断るのは珍しいですが、ドリンクメニューがコーヒー(ホット、アイス、ミルクコーヒーなど)と紅茶(ポット、アイス)、あとはココアだけなので、お子さま向けでは確かに無いかもしれませんね。

おひとりさまで喫茶店やカフェを利用することが多い自分としては、静かに過ごせるのはとても魅力的…でも贅沢を言うなら、コーヒーや紅茶の香り、食べ物を楽しむ為にはタバコの煙は無いほうが良い…ということで、結局は個人の要望には合わせられないのが当たり前ですし、多くの喫茶店があるエリアなので、用途によってお店を使い分けるのが利用者側のマナーなのかもしれませんね。

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)アンティークのオルガンやタイプライター、レジスターなど置いてあって見ているだけでも楽しい

今回は喫煙席におひとりしかいらっしゃらなかったので煙を感じることもなく快適でした。もし、タバコが苦手であれば、カウンターよりも奥のテーブル席を利用すると良さそうです。

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)奥の禁煙席。喫煙席からはかなり離れています

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)奥に焙煎室が見えるのも楽しい!

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)の私的評価

居心地
★★★★☆カウンターも座りやすくて良いです
食事
★★★☆☆種類は少ないですが、ティータイムには〇
お茶・飲み物
★★★★☆店主のこだわりを楽しみたい!
リピーター度
★★★☆☆八幡坂付近に来たら、また!

箱館元町珈琲店(はこだてもとまちこーひーてん)の情報

カウンター
6席/全約25席
電源(コンセント)
無し
ライティング
喫煙席は明るめ、禁煙席は暗め
禁煙/喫煙
スペースごとの分煙
住所
函館市元町31-11
函館市元町31-11

こちらの情報は記事作成/更新時点のものです。休日・営業時間・その他、公式サイトで確認をしてからお出かけください

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