あるインテリア雑誌を見ていたら、素敵な英国アンティークのお店でアフタヌーンティーやクリームティーがいただけるとの情報を発見！

車で行かれる場所でしたので、週末に『佐倉 Manor House』（サクラマナーハウス）に行ってきました。

英国好きにはたまらない！英国アンティークを取り扱う「タスマンインターナショナル」のショールーム＆ショップ

広い駐車場に車を停めて、看板に惹かれて木立の中を進むとどっしりとした風格ある建物が見えてきます。玄関周りにも小物が色々あるので見たいのですが、逸る気持ちでまず店内へ。

ちょっと開けにくいステンドガラスのはまった扉を開けると、そこには本場英国のアンティークや小物が所せましと並ぶだけでなく、まるで英国の古いホテルのような風景があります。私がお邪魔したのは11月も下旬に差し掛かった頃。まだ自宅では暖房は付けていないけれどなんとなく肌寒いその日、大きなレンガ造りの暖炉には、暖かい炎が灯されていました。

もともと、浦安で英国アンティークの卸業をされていて、大きな倉庫もお持ちだという「タスマンインターナショナル」のショールームらしく、お店ではあるものの品物の置き方や陳列台となっている家具そのものが欲しくなる素敵な空間です。

トイレも古いデザインで、一見の価値あり（笑）。一旦ざくっと隅々まで眺めて、ティールームへ。

ガラス張りのティールームで、英国の世界遺産、キューガーデンを思い出す

お昼よりも少し早い時間でしたが、奥の大きなテーブルではアフタヌーンティーセットを楽しむご家族が。その他にも、紅茶とスコーンを楽しむ2人～4人のグループがちらほら。

お店の方がいらっしゃらないので（どうやらレジはショップと兼用らしいです）、しばらくティールーム内にある商品やメニューを見つつぶらぶら。セルフサービスの水をグラスに入れて、さてどこに座ろう…ときょろきょろすると、妙に可愛らしい二人用のテーブルに気が付きました。

ここに決定！ちょうど座ろうとしたときにお店の方がほかのお客さまにお茶とスコーンを運んでいらしたので、スコーンと紅茶のセット（1,100円税抜）をお願いしました。

待っている間、可愛らしい椅子に腰をかけてあらゆるところをじっくりと眺めてしまいました。単に明るく白い感じと温室というところがダブっているだけなんでしょうけれど、英国留学中に何度も足を運んだ、イギリスのロンドン郊外にあるキューガーデンの温室を思い出しました。

ティーセットはBurgess & Leigh社で、英国ムード満点に

しばらくして美しいティーセットと、スコーンが運ばれてきました。

ティーセットとプレートはBurgess & Leigh社（バーグス＆レイ　愛称は略してバーレイ）。藍色やブルーの小花が美しいポットとプレート、そしてアンティーク柄のカップ＆ソーサーです。手作りだけに濃淡などが異なり一つ一つの表情が異なるのも魅力です。

紅茶は2種類あったので「ミルクティーが合う方を」とお願いして薦めていただいたのですが、ミルク（冷たい牛乳）が付いてきませんでした。で、よく見たらテーブルの上にコーヒーミルクが！！！

もしかしたら、言えば持ってきてもらえたのかもしれませんが、これにはちょっとがっかり。結局、ブラックティーのままいただきました。ポットでたっぷり2杯分あるのは嬉しいです。

スコーンは甘さのない、私の思う英国スコーンの本格派！少し粉っぽさを感じるところが尚良しです。

2つに割って、少ししっとりしている断面にクロテッドクリームとジャムを載せていただくのですが、クロテッドクリームがホテルの倍はあるのではないかと思うぐらい、たっぷり（間違いなく、ホテルのクロテッドクリームが少ないのですが！）。

また、ジャム（マーマレード）も濃くて美味しかった…甘すぎず、酸味がしっかりあるところが私好みです。

本当はジャムを買って帰ろうと思っていたのですが、クレジットカードが使えるのが1万円以上ということで、現金を持っていくのを忘れたため諦めました。

最後に「竹林だったのを開いた」という英国風庭園をぷらっと歩いてマナーハウスを後にしました。丘の上にあり木々に囲まれているため俗世が見えない（笑）のも『佐倉 Manor House』（サクラマナーハウス）の魅力です。

今度は要予約のアフタヌーンティーセットをいただきに来たいです！