アフタヌーンティー大好きなら、当然(?)大好きなスコーン!色々なレシピを自宅で試して、家でもティータイムを楽しんでしまいましょう!
過去にも色々作りましたが、その中で一番カンタンでシンプルなのが今回の作り方と言えましょう。使うボールもひとつだけ!
ニュージーランドで『お母さんなら必ず持っている』と言われる、バイブル的レシピ本『EDMONDS COOKERY BOOK』
ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在したときに、自炊をする機会があったので語学学校の先生のお薦めで『NZの家庭ならどこの家にもある』と紹介されたこの『EDMONDS COOKERY BOOK』を購入しました。
初版は1955年。更新されているので、『ラタトゥイユ』なんてフランス料理まで載っていますが、どれもものすごく短い文章で作り方が説明されています。(ラタトゥイユも作りました。タイトル写真左上)
この本に限らず、NZや英国の料理本はレシピが短いのに驚かされます。写真もたまに載っているけれど、作り方ではなく出来上がりだけ(しかも、どのレシピの出来上がり写真なのかわからず)。その中でも、今回のスコーンは材料も少なくて焼時間も10分と言う驚きのレシピ。
ただ、前準備がちょっと重要で…何かというと、この料理本で作るときにちょっと困るのが日本とは『1カップ』の分量が違うこと。日本では(例外がたまにありますが)『1カップ=200ml』ですが、イギリスやニュージーランドでは『250ml』です。
イギリスで買った計量カップは先日、甥っ子の砂場のおもちゃにしてしまったので(激しく後悔)、今回は『グラム』に直して作ってみました。
『EDMONDS COOKERY BOOK』のスコーンの材料
スコーン12個分の材料です。今回は、半分に干しぶどうを入れます。
- 薄力粉
- 750ml(420g程度)
- ベーキングパウダー
- 30ml(大さじ2杯)
- バター
- 75グラム
- 牛乳
- 250ml(足りない場合があるので、余裕をもって)
- 塩
- 1.25グラム(ひとつまみぐらい)
- 干しぶどう
- 100グラム
- 薄力粉(打ち粉)
- 適量
『EDMONDS COOKERY BOOK』のスコーンの作り方
『EDMONDS COOKERY BOOK』のレシピに私なりのメモ(やりやすい方法)を加味しながらまとめました。- 薄力粉、ベーキングパウダー、塩を大き目のボールにふるう
- ナイフで小さく切ったバターを「1」の薄力粉にいれ、ぽろぽろになるまで粉の中で契りながら混ぜる(手の温度で溶かすというよりは、バターを粉でコーディングする感じ)
- 牛乳を入れてさっとまぜる(手でも、へらでも)。最後は手で数回こねるようにしてまとめる。手にくっつきすぎるようであれば牛乳が多かったので、打ち粉を少しまぶす
- 「3」を二つにわける。ひとつにはレーズンを加える
- まな板に打ち粉を引いて、3~4cm程度の辺の棒状にまとめ、それぞれを6等分にする
- 包丁で切ったときに少し細長くなってしまうので、カタチを整えながらベーキングペーパーを引いた鉄板に並べる
※ポイントは、生地の高さをそろえること(ちょっとした火加減で焼きすぎになるため、同じ焼き上がりになるよう高さをそろえる) - 220度のオーブンで10分もしくは、きれいな焼き色が着くまで焼く
ポイントは、コネすぎないこと、生地の高さを同じにして焼き上がりを一緒にすることでしょうか。
コネ過ぎると硬くなりますし、早く焼けてしまう部分があると焦げて・・・そこもまた硬くなってしまいます。
『EDMONDS COOKERY BOOK』のスコーンを作った感想
卵も砂糖も入っていないのですが、サクッとしていて軽くて次々食べられちゃいます。子どもも大人も、ジャムや砂糖なしの生クリームをつけて美味しくいただきました。ただ、自宅でランチにスコーンて付けあわせが難しい!家族にもお昼にケーキやサンドウィッチってわけにもなかなかいかず(笑) 野菜たっぷりのスープやラタトゥイユが合うのかな~と思います。
そして今回残念だったのが、クロテッドクリームが近くのスーパー(4軒まわったのに!)なかったこと。今までは苦労しなかったのですが・・・今度から、前もって成城石井を除くようにします。代わりに購入した、『雪印北海道100 マスカルポーネ』が意外に近く感じられて美味しかったです。
ボールと軽量カップ程度しか使わないので、後片付けが楽なのも助かりますね。また作りたいと思います!
『EDMONDS COOKERY BOOK』のレシピ私的評価
- 本格的度
- ★★★★★色々な味があるので、何が正解かはわかりませんが、とてもそれっぽい見かけと味です
- カンタンさ
- ★★★☆☆ちょっとしたところに気をつければ、すごくカンタン!
- 必要な時間
- ★★☆☆☆40分ぐらいでした
- リピーター度
- ★★★★★シンプルだし、甘くないのがいいです