新橋からシオサイトを抜けてコンラッド東京(CONRAD TOKYO)へ[/caption]『コンラッドベア』と呼ばれる可愛いテディベアが付くことでも人気のコンラッド東京の28階にあるバー&ラウンジ「トゥエンティエイト」のアフタヌーンティーに行ってきました。
『コンラッドベア』と呼ばれる可愛いテディベアが付くことでも人気のコンラッド東京の28階にあるバー&ラウンジ「トゥエンティエイト」のアフタヌーンティーに行ってきました。
前回はホワイトクリスマスがテーマでしたが、今回は英国王室はヘンリー王子の結婚式が近く行われることを記念して、ロイヤルウェディングをテーマにした『Strawberry Royal Wedding Afternoon Tea』です。
コンラッド東京のアフタヌーンティーは、テーマ設定(ストーリー)がしっかりあり、数か月あければいつ見ても「以前と違う」とひとめで思えるところが良いところだと感じています。
少しわかりにくい?JR駅からコンラッド東京への行き方
コンラッド東京の最寄り駅は臨海線の汐留駅になりますが、ゆりかもめの新橋駅やJR新橋駅からも歩いて10分程度です。
道路わきを歩いていると確かに分かりにくいのですが、新橋駅からコンラッド東京までは臨海線とゆりかもめの駅のほか、日テレや電通本社、いくつかのホテルを結ぶ大きな地上通路で結ばれており、信号もなく歩きやすいのです。
JR新橋駅から向かう場合はゆりかもめ新橋駅付近から階段を上がり(2階程度の高さ程度の)通路に入ります。ゆりかもめ新橋駅を通過したら高速道路を真下から見ることができる開けたエリアに出ますが(上部の写真参照)、そこで右側の日テレ方面に向かう細い通路に入ります。
しばらく歩くと宮崎駿監督監修の大時計、アフタヌーンティーもオススメな『アートラウンジ』のあるパークホテル東京、そして臨海線汐留駅を通過すると、コンラッド東京の建物があります。コンラッド東京の入り口は東京汐留ビルディングの1つ下の階になりますので、汐留駅を抜けてから正面に見える長いエスカレーターで下におりそのまま真っすぐ進みます。
ホテルの中に入ってもちょっとわかりにくく、自動ドアを抜けた正面には暗めのサブロビーのような空間があるのですが、28階のロビー階に向かうエレベーターは左手の明るい通路を少し進んだ先にあります。
今日のコンラッドベアも可愛いぞ!まずはスパークリングワインで乾杯!
この日ちょっと残念なことがありました。アフタヌーンティーの予約は14時からだったのですが、その少し前にラウンジの入り口に立ってもなかなか誰も来てくれず…。しばらくしてやっと来てくれたと思ったら「椅子に座ってお待ちください」と案内されたものの、次々別の人が案内され、席に腰を掛けることができたのは、14時を15分も周ってからでした。
アフタヌーンティーって、もちろん美味しいお茶やお菓子を楽しむのが目的ですがそれだけでは4、5千円も出して高級ホテルに来る意味はありません。コンラッド東京の印象が今まで特に良かったため余計に目立ったのかもしれませんが、ちょっとガッカリ…。ゲストが多くいる中を走っているスタッフの方もいらしたので、恐らく2人ぐらい急に休みが出て人手が足りていなかったのであろうと(友人予測)。
「大変なんだろうけど、そこは見せないで欲しいよねぇ」とちょっと文句を言いつつ着席したものの、テーブルの上を見ると思わず“にまっ”。いますよ、コンラッドベアが。今回は淡いピンクの和柄です。
前回は窓から少し離れた二人で横に並ぶテーブル席でしたが、今回は窓際のソファ席です。冬のアフタヌーンティーの時は西日で暑そうなイメージでしたが今回は日が高くなったせいか、始終日差しに悩まされることはありませんでした。
着席すると早速、プランに含まれている『乾杯スパークリングワイン』を注いでいただきます。こちらのワイン、甘すぎず・炭酸強すぎず・酸味有りすぎずでとても美味しかったです。
女性の大好きなイチゴとバラがたっぷり!ロイヤルウェディングをイメージしたセイボリーとスイーツ
今回のスコーンは、プレーンと干しブドウの2種類。何かものすごく普通だね?!なんて思ったのですが、クロテッドクリームと爽やかなオレンジのマーマレードを付けて美味しくいただきました。
頃合いを見計らって紅茶もオーダーします。「ミルクを」とお願いしたところ、温かいフォームドミルクが出てきました。日本ではフォームドミルクが好まれるようですが、牛乳は温めると乳製品特有の香りが強くなってしまうので、私は冷たい方が好みです。申し訳ないのですが冷たいものに替えていただきました(今度からきちんと、冷たいものをとお願いしよう!)。
ほどなく運ばれてきたお馴染みの正方形のプレートは、前回の真っ白から一遍してカラフルで春のお花畑のような風景でした(この時、史上最速で梅雨が明けるところでしたが…)。
エディブルフラワーが多く使われていて見た目も素敵なのに加え、『ウェディング』らしく『Something Blue』(サムシングブルー)をイメージした、ホワイトチョコレートにブルーのリボンを彩ったイチゴや、ウェディングリングをあしらったミニケーキなど、ストーリー性の高い演出で凝っています。
Something Blue(サムシングブルー)
英国の古くからの花嫁に関する『幸せのおまじない=Something Four』のうちのひとつです。青は聖母マリアの色なので清らかさと深い愛情を表しています。
アイデアの基は『マザーグース』なので、もしかしたらちょっと怖い内容も含まれているのかもしれませんが…『何かひとつ古いもの』『何かひとつ新しいもの』『何かひとつ借りたもの』『何かひとつ青いもの』を身に着けると良いということですが、マザー・グースでは『靴の中には6ペンス銀貨を』と締めくくっています。
甘いもの(スイーツ)とセイボリー(しょっぱいもの)が交互に並んでいるのですが、今回は「しょっぱいもの」にイチゴが入ってしまっているので、全体的なバランスとしてはもう少し塩気が欲しかったな…と思いました。でも、器に入ったシェパーズパイやアボカドムースとグラスに入ったホタテガイのスモークなども、とても美味しかったです。
今回はお願いしてから紅茶が届くまでに少し時間がかかった印象ですが、コーヒーやハーバルティーも含んだ23種の中から選べるのはとても楽しいですね。ただ、メニューが強弱があまりなくてオリジナルティーなどを見逃してしまっていたので、もうちょっとドリンクメニューはデザインが見やすいと良いなと思いました。
待たされたことであれこれと言っていましたが、結局、スパークリングを飲み終える頃には「でも、結局可愛さと美味しさで帳消しになるんだよね~。」なんて言っていましたし、結果的には100%楽しむことできました。また、異なるストーリーを楽しみにしています!
コンラッド東京『トウェンティエイト』のアフタヌーンティー私的評価
- 本格的度
- ★★★★☆プランにもよりますが、三段トレイに拘らなければ!
- 居心地
- ★★★★☆今回は高級ホテルとしては案内が酷かったので一つ減らして
- スコーン・食事
- ★★★★☆小さくはありますが
- お茶・飲み物
- ★★★★☆紅茶がちょっと時間がかかったので…
- リピーター度
- ★★★★★シーズナルな楽しみ方ができますね
コンラッド東京『トウェンティエイト』のアフタヌーンティー情報
- 公式サイト
- バー&ラウンジ トウェンティエイト|コンラッド東京
- 予約
- 【一休.com】
- 時間制限
- 2時間
- ドレスコード
- スマートカジュアル
- 茶葉変更
- プランによる
- スコーン
- 小ぶり2種×各1
- クロテッドクリーム
- クリーミー(クラスト無し)
- 住所
- 〒105-7337 東京都港区東新橋1-9-1
こちらの情報は記事作成/更新時点のものです。休日・営業時間・その他、公式サイトで確認をしてからお出かけください