まだまだ暑い9月初旬、季節先取り感のあるハロウィンテーマのアフタヌーンティーに行ってきました。場所はインターコンチネンタル東京ベイの『ニューヨークラウンジ』です。

インターコンチネンタル東京ベイへはシャトルバスが便利

地図アプリで『インターコンチネンタル東京ベイ』を調べると、JR山手線／京浜東北線の浜松町駅から歩くと10分以上かかります。真夏の暑い中歩くのは辛そうだけど、竹芝駅（インターコンチネンタル東京ベイへは徒歩2分）がある路線だと乗り換えが多い…ということで、炎天下をガツガツ歩いて向かいました。

着いてエントランスロビーで知ったのは、浜松町駅の裏手にある浜松町バスターミナル（5番乗り場）からシャトルバスが1時間に2、3本でているという事でした（ほかにも品川駅・成田空港シャトルもあり。地図アプリのルートではホテルのリムジンバスは出てこないのだ?）。

京都洛中洛外図が圧巻！

『インターコンチネンタル東京ベイ』のエントランスロビーは2013年にリニューアルしたものだそうです。そして装飾の目玉はオークションで競り落としたと言われる江戸時代に描かれた「洛中洛外図屏風」。

六曲屏風一双が圧巻な「京都洛中洛外図屏風」

「絵画・芸術はよく分からないけれど、見ていて楽しい」と思われる方も多いのではないでしょうか？京都の四季の暮らしを二帖の屏風に描いている（説明には「二組に描かれている」とありましたが、屏風は二帖で一双なので、間違いのような気がします）のですが、一つ一つ見ていくと当時の生活様式や文化が垣間見えて楽しいのです。

私も友人と「四季と言いうなら冬はどれだ？！」「この人は何をやっているの？」「え？！外でこんなことするの？」などなど、楽しませていただきました。

エントランスロビーを左手に進むと、突き当りに『ニューヨークラウンジ』があります。メニューとか沢山立ててあって…イマイチムードが…。

ゴシック系女子が好きそうな、金銀×ブラックな豪華な空間

「ホテルだから仕方が無いけれど、こんなにメニュー紹介とか並べてあると、ちょっと安っぽく感じるなぁ…。」なんて思いつつ『ニューヨークラウンジ』の中へ。そのメニューエリア（笑）を越えると、途端に私のイメージがガラッと変わります。

おおお、ゴージャス！エントランスロビーや入り口とはガラッと雰囲気が変わります。

お隣のソファー席との距離感も素晴らしい！ほぼ、ほかの人と目が合ったりはしません。

ランチ時には、こちらのテーブルで軽食を食べている方もいました。

2人なのに大きなテーブルに大きな2つのソファのある席でした。テーブルが広すぎるので、逆に4人いたら会話が大変だったかも？

乾杯スパークリング×季節のスープでスタート

今回のプランは当然ながら、乾杯スパークリングワイン付きです。

軽めのスパークリングワインで、まずは喉の通りをスムースにします（笑）

こちらがかなり美味しかった！最初にいただく季節のスープ。

スパークリングワインの次に出て来たのは、季節のスープ。今回はきのこの冷製スープでした。トップに泡が乗っているということもあるのですが、冷たすぎず・さっぱりしすぎず、でもきのこの風味がたっぷりと、不思議とスパークリングワインのアテにもなる感じです。

可愛いスイーツは食べるのが勿体ない！セイボリーのバランスもイイ！

さて、引き続いてお楽しみの三段トレイの登場です。

金と黒が美しい、三段トレイ。全体的に暗くて写真は撮りにくいのですが?

一番下の段はスコーン。小ぶり、少し固めかな～。

量的には満足できない！クロテッドクリームと2種類のジャム。（注：写真のクロテッドクリームはすでに一人分を取ったあとなので、半分になります）

スコーンは小ぶりなのでちょっと固く感じました。添えてあったジャムがホテルメイドで美味しいのですが、チョコとカボチャ味だと何を付けるのが良いのかとても悩むのです。ジャムを付けずにクロテッドクリームだけをのせる選択肢が私には多めにあるので、できればクロテッドクリームはもっと…倍くらいは欲しかったかな。

真ん中の段のセイボリーは、『ニューヨークラウンジ』では「アミューズブッシュ」と呼ばれます。

見た目は意表を突くものでは無いものの、『ニューヨークラウンジ』のセイボリーは大変満足するものばかりでした。「栗とベーコンのキッシュ」「かぼちゃコロッケサンド」「スモークサーモンのマカロニサラダ」の3種類しかありませんが、どれも素材の味がしっかりする美味しいものでした。

最上段は5種類のプティガトー。

アフタヌーンティーのクライマックスは、見た目も楽しい心躍るスイーツ群ですが、今回はハロウィンということもあり特にテンションが上がる素晴らしさ！

「臓物スープ」「モンスターチーズケーキ」「かぼちゃクリームのタルト」「おばけコーン」「ジャックマカロン」と目にも鮮やかですが、結構グロい題材の割に可愛いのですね…。「臓物スープ」はフルーツゼリー、「おばけコーン」は求肥と、食べるのが勿体ないディテールです。

ついでに今回は、特別なフレーバーティーを3種類も楽しむことができました。

お茶は本場英国のアフタヌーンティーでも見るような銀のポットでサーブされます。

スコーンが三段トレイの一番下に含まれているため量自体は少なめかもしれませんが、逆に私より小食な友人にはちょうど良い分量・バランスだったようです。ここまで凝ったスイーツを見ると、別のテーマのときも色々楽しめそうですね。

四季折々に楽しみたいアフタヌーンティーが増えました。

帰りは1階出て直ぐにあるバス乗り場から、浜松町駅まで連れていってもらいました。ラクチン♪