桜がまだ恋しい4月中旬、4月いっぱい実施されている桜のアフタヌーンティーを目当てに『ザ・ロビーラウンジ(シャングリ・ラ ホテル東京)』へ。
アフタヌーンティーのタイトルは『【SAKURA春爛漫の桜アフタヌーンティー】KITAYA六人衆とのコラボレーション 春を愛でるスイーツと共に』です。
KITAYA 六人衆とは
アフタヌーンティーのタイトルにある『KITAYA 六人衆』とは、丸ビルにも入っている和菓子屋さんです。
和菓子屋の『喜田家』(きたや)さんは、足立区を中心に現在22店舗もある人気店です。ホームページに載っている古い店舗(創業1955年)の写真を見ると最初は最中(もなか)から始まった庶民的なお店のようで、『六人衆』というどら焼きもあります。
『喜多家』『六人衆』と出てきたので恐らく、『KITAYA 六人衆』は『喜田家』さんの派生店舗の名称だと思われるのですが(例えばデパートの商品を絞ったお店の名称)、なぜか『喜田家』さんの公式サイトには、そういった説明もなく、店舗一覧にも『KITAYA 六人衆』を冠する店舗の紹介もありませんでした(ホームページ上には「KITAYA 六人衆 ホームページをリニューアルいたしました。」というニュースもあったのですが、そこに掲載されているURLは現在不通)。
高層階のシャングリラ東京のロビー階にある「ロビーラウンジ」
『シャングリラ東京』(Shangri La Tokyo)は、東京駅の八重洲口から徒歩2分程度の高層ビル内にあります。
東京のウォーキングイベントでしょうか、ガイドさんに案内を受けながら観光されている方がいらっしゃいました。
ビルの谷間で日陰になっている細道を進むと、左手に丸の内トラストタワー本館があります。『シャングリラ東京』のプレートがあるので、すぐ横の自動ドアを入ります。
中に入ると少し狭いと感じますが、1階はフロントやロビーではなく、エレベーターホールのようなもの。エレベーターに乗って28階へ上がります。
フロントデスクもロビーも金を差し色に、でもけばけばしくない不思議と落ち着いた雰囲気です。やや狭いのでロビーにあるソファはすべて埋まっています。
窓を1枚独り占め!落ち着いた二人席
今回がロビーラウンジは3回目の訪問ですが、二人で来ると窓際のテーブル席に座ることができます(少しですがソファ席でも窓際あります)。
可愛い!きれい!和テイストな桜アフタヌーンティー
席についてほどなくしてスタッフの方が最初のセイボリーを運んで来てくださいました。
せっかちな私たちはお茶のメニュー片手に「お茶、お願いしてもいいですか…」とせかせかと動き出しましたが…スタッフの方がにこやかに「今、桜のお茶をお持ちしますので、その後でお伺いしますね。」と。ハズカシイ(^^;
「桜ゴマ豆腐のムースと桜ゼリー」は少量ながら、とてもゴマの味が効いたお洒落で美味しい一皿です。
桜の葉の薫る、でもクセがない色のとてもきれいなお茶でほっと一息。そのタイミングに合わせたように、三段トレイの登場です。
スコーンは3種類!クリーム類もたっぷり
『ザ・ロビーラウンジ(シャングリ・ラ ホテル東京)』のアフタヌーンティーで特筆したいのは、スコーンとスコーンに付いてくるジャムやクリームです。
今回のスコーンは、クラシックスコーン(プレーン)、桜スコーン、キャロットスコーンの3種類ですが、はちみつ、クロテッドクリーム、ピーナッツカード、いちごジャムが付いてきます。私たちはこれで十分だったので頂かなかったのですが、さらにジャムのワゴンがあり種類や量を足すこともできます。
3つの種類とも小ぶりなので軽く食べられてしまいます。桜は型抜きで3cm程度のものですが、桜の味、しっかりします!キャロットスコーンにはピーナッツカードとクロテッドクリーム、クラッシックスコーンにはクロテッドクリームとはちみつを合わせて楽しみました。
セイボリーとスイーツも春爛漫!
桜のお茶も飲み終わり、定番のアッサムから次々いただきます。
ミルクは冷たいのをもってきていただきました。クラッシックティー、ハーブティー、フレーバーティー、そしてコーヒー類までバランスよくあります。
スコーンの「桜」も可愛いですが、ほかの2段もピンク色で可愛いデザインのものが多いです。一番上の赤い物体がとにかく気になるのですが、まずはセイボリーから。
- 桜鱒の手毬寿司 桜餅風
- 春キャベツと海老ムースのロール
- 馬肉ソーセージと味噌マヨネーズのミニバーガー
特に「春キャベツと海老ムースのロール」が好みでした。「泡が欲しい~!!」と唸ったほど(そういえば、ここ何回かは泡無しが続いています)。
- ルビーチョコレートと苺のムース
- チェリーパイ
- 桜の杏仁豆腐
- 和菓子
食べるのがもったいない、ピンクの桜が可愛い「和」!という感じの和菓子も甘みが控えめで私好みです。今まであまりする機会はありませんでしたが、和菓子と洋菓子を一緒に紅茶でいただくのは違和感まったくないですね。
噂のルビーチョコレートは、苺のカタチで
その存在感がすごい一番気になる「ルビーチョコレートと苺のムース」は、カットするとこんな感じ。
「ルビーチョコレート」は、ルビーカカオ豆に含まれる独特な成分によって、フルーツも香辛料も入っていないのに今までのカカオからは作ることができないピンク色をしたチョコレートですが、私は意識して食べた記憶がありません?
検索してみたらキットカットになったことがあったんですね。そしてそこに「世界初」の文字が…「キットカットがお初だったの???」と少々パニックに見舞われましたが、最近になって発見されたこともあり、ダーク、ミルク、ホワイトに続く第4のチョコレートと言われているとか。
確かに、きれいなピンク色でベリーっぽい酸味があります。これで香料が入っていないというのかちょっと不思議ですね。でもホワイトに赤いフルーツを混ぜたという味でもありません(ホワイトなら、もう少し重くて甘いのでは)。
苺を象ったスタイルといい、味といい、良いものをいただきました(笑)。
『ザ・ロビーラウンジ(シャングリ・ラ ホテル東京)』のアフタヌーンティーは本当に久しぶりだったのですが、今までのどの日よりも三段トレイの中身も良かったし、スタッフさんの対応もスマートでとても心地よかったです。季節ごとに変わるというので、また来たいですね。
ザ・ロビーラウンジ/シャングリ・ラ ホテル東京のアフタヌーンティー私的評価
- 本格的度
- ★★★★★生演奏もあって素敵!
- 居心地
- ★★★★☆柔らかいサービスがとても良いです
- スコーン・食事
- ★★★★☆もうちょっと塩気があれば!
- お茶・飲み物
- ★★★★☆少しラストオーダーの声が早かったかな
- リピーター度
- ★★★★☆アクセスが良いのも◎
ザ・ロビーラウンジ/シャングリ・ラ ホテル東京のアフタヌーンティー情報
- 公式サイト
- ザ・ロビーラウンジ | ラウンジ&バー | シャングリ・ラ ホテル 東京【公式サイト】
- ネット予約
- 【一休.com】でカンタン予約 ※土日祝予約の有無は時期・時間により異なります
- 時間制限
- 2時間
- ドレスコード
- スマートカジュアル
- お誕生日対応
- (特に記載なし)
- お一人さま
- 不可
- 子ども対応
- 可/子どもメニュー有り(詳しくはお問い合わせください)
- 茶葉変更
- 可(ポット/カップ・グラス)
- スコーン
- 有り(小サイズ×3)
- クロテッドクリーム
- 有り
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館 シャングリ・ラ ホテル 東京28F
こちらの情報は記事作成/更新時点のものです。休日・営業時間・その他、公式サイトで確認をしてからお出かけください