虎ノ門ヒルズにあるホテル、『アンダーズ東京』の『ザ タヴァンラウンジ』でのアフタヌーンティーは2015年の4月以来2回目です。
前回、ホテルの入口がわからずウロウロした記憶があるのですが、今回は時間が無くタクシーで向かったので「流石に迷わないだろう!」と思っていたら、甘かった(笑)。最近のホテルはエントランスやトイレがわかりにくいので、初めてのところは時間に余裕を持って訪問するのがオススメです。
アンダーズ東京の車寄せから1階のエレベーターへ
『アンダーズ東京』の車寄せは虎ノ門ヒルズの東側にあります。銀座一丁目で乗り込んだタクシーの運転手さんも慣れたもので、迷わず滑り込んでくれました。
前回、『アンダーズ東京』の入口が解りにくいと思ったのは、新橋方面から虎ノ門ヒルズの商業エリアに入りそこから向かったため、建物自体のエントランスが2階で『アンダーズ東京』に行くには一度、一人幅の狭いエスカレーターで1階分下りなければいけなかったためです。
車寄せからは同じ階に入り口があるので問題ないかと思いきや、自動ドアの入口とホテルマンのデスクが離れていたのでまず入り口を発見できず(ウロウロするも案内もされず…)、更に建物の中に入ってからは白い壁画に目を奪われ、木目基調に茶色で書かれた『Andaz』の文字になかなか気づきませんでした?。
人が出て来たことで、その扉の奥がエレベーターホールだと気づき、先に進むことができました。まさロールプレイングゲームで隠し通路を発見!な気分です。暗褐色の中に金色に光るクリスマスツリーがとても素敵。
エレベーターで一気にロビーと『ザ タヴァンラウンジ』がある51階まで上がります。
『アンダーズ東京』のレセプションは小さめ(あまりソファなども無い)なので、友人との待ち合わせは直接『ザ タヴァンラウンジ』の席で、ということにしてありました。
エレベーターを降りて明るい方を見ると、大きく開けた空間にある『ザ タヴァンラウンジ』が目に飛び込んできます。テンションあがります!
ガラッと変わった!アンダーズ東京のアフタヌーンティー
『ザ タヴァンラウンジ』の入口でコートを預かっていただき(預かってくれないホテルも多いので嬉しい!)、友人が待つ席へ。曇り空にも関わらず、窓が大きいラウンジ自体はとても明るいのですが、通していただいた端のテーブル席は低い天井が少し被さり、しかもライティングが悪くて暗い…ちょっと残念。
今回のプランは『【Xmas2019】11月30日~12月25日 クリスマス アフタヌーンティー+オリジナルカクテル+最大3時間滞在可』でしたので、まずは乾杯のベリーをあしらった甘いカクテルから(ノンアルコールにもできます)。
さて、『アンダーズ東京』のアフタヌーンティーと言えば、私は『エクレア』を思い出します。『アンダーズ東京』の1階に入っているパティスリーショップの目玉商品を活かした可愛いエクレアをメインに添えた、個性的なアフタヌーンティーでした。
甘味(スイーツ)だけでなく塩味(セイボリー)までエクレアがあり、とても楽しんだのを覚えています。確か、帰りにパティスリーショップにも寄って、お土産にエクレアを購入しました。
そして今回は…
じゃんっ。
クリスマスのアイテムやキノコが可愛い3段トレイと、セイボリーのトレイ!特にスイーツのクリスマスっぽさが目を惹きます。
お誕生日のお祝いも!目での楽しさはバッチリ!
三段トレイとセイボリーのトレイと共にやってきたのが、誕生日を迎えた友人をお祝いするためのメッセージ付きのデザートです。てっきりお皿の縁にメッセージを入れるのかと想像していたのですが、無料なのに別皿にキャンドルを灯し、チョコレートにお祝いメッセージを書いてくれてあるのでした。
飲み物を頂きつつ、スコーンから。メニューには『チョコレートスコーン・オレンジとレーズンのスコーン』とあるのですが、茶色い方はふわっとした食感で、チョコレート以外の甘さも感じる、どちらかと言えばカップケーキのような甘いマフィンのような…。なのでジャムもクロテッドクリームもいらない…かな。
オレンジとレーズンのスコーンは、王道スコーンしっとり系といった感じで美味しいです。
2段目にはスポンジケーキ2種類(ショートケーキ・ブッシュドノエル)とクリスマスの定番のシュトーレンです(シュトーレンは赤ワインで食べるのが好き…)。
スポンジケーキっぽいものが3つに重めのシュトーレンということもあって、すでに胃が重たい感じに? もちろん、セイボリーも途中に挟んでいるのですが、飲み物がポットではなくカップでサーブされるため時間が空いてしまうこともあって、口の中が甘くて仕方が無い状態が続いたり。
そして最後のスイーツですが…クリスマスデコレーション(ヒイラギ)が可愛いルビーモンブランと苺ティラミス…はいいとして、またシュトーレン???
公式サイトの写真を見ると、オランジェット(柑橘類の皮を砂糖漬けにし、チョコレートでコーティングしたもの)が載っているはずなのですが…無くなってしまったんでしょうか?それにしても、パティスリーショップもあるのに、同じシュトーレンで埋めようなんて、ちょっとどうなの…。
クリスマスの雰囲気も楽しめて、見た目が楽しいアフタヌーンティーなのですが、ちょっと今回はガッカリポイントが多かったかしら。
飲み物をポットで出さないのであれば、スイーツはもうちょっと軽めにした方が食が進むと思うし、『スコーン』と言うなら一般的なスコーンにした方が良いのでは。甘さとしょっぱさのバランスは、年齢を重ねるごとに辛党に近づいている自分の感覚が一般的とは思わないけれど、全体的に軽い食感のモノも混ざっていると嬉しいかも。
3時間に延長+カクテルも付いているので一人7,300円(税込)なんですが、一般的なプランでも6,000円を超えるので都内のホテルのアフタヌーンティーとコスパ比較したらちょっと辛いかも。
インテリアなどの雰囲気が良いだけに…もうちょっと頑張って欲しい!エクレア復活も期待したい!
ザ タヴァン ラウンジ/アンダーズ 東京のアフタヌーンティー私的評価
- 本格的度
- ★★★☆☆紅茶がポットサーブでないのが残念
- 居心地
- ★★★★☆壁際のソファ席は座り心地が良いものの…暗い…
- スコーン・食事
- ★★★☆☆可愛いクリスマステイスト!全体的にやや重め
- お茶・飲み物
- ★★★☆☆カップだと、どうしても「お茶切れ」に
- リピーター度
- ★★★☆☆また、ガラッと変わるかな?
ザ タヴァン ラウンジ/アンダーズ 東京のアフタヌーンティー情報
- 公式サイト
- 虎ノ門ヒルズのグリルレストランでランチやアフタヌーンティー、アンダーズ 東京
- 予約
- 【一休.com】
- 時間制限
- 2時間
- ドレスコード
- なし
- 茶葉変更
- あり
- スコーン
- 小ぶり2種×各1
- クロテッドクリーム
- あり(少なめ)
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1-23-4
こちらの情報は記事作成/更新時点のものです。休日・営業時間・その他、公式サイトで確認をしてからお出かけください