成田山は新勝寺の参道を芸能人が散歩をする…というテレビ番組で紹介され、「絶対、行く!」と思ったお店です。
もともと甘味も好きなのですが、とにかく雰囲気が良さそうなのが良いな…と。人が溢れた参道から小道を一歩入ると、そこは別世界のように静かで…的なシチュエーションが大好物なのです。ランチはお隣の老舗うなぎ専門店「川豊」でいただき、新勝寺を散歩して戻ってきたのでした。
一歩入るとそこは、小川の流れる静かな空間
成田山新勝寺の総門のほうから参道を上がって行くと、左手に人垣ができているうなぎの老舗「川豊」が見えてきます。その古い建物のすぐ隣にある細い小道を入ると、三芳屋(みよしや)があるのですが、看板が見えないし(後から、小さな店名のプレートが右上にぶる下がっているのに気づきましたが)メニューが無いので一瞬迷います。
テレビでやったし、小さいお店だろうし混んでいるかなぁ…とドキドキしながら進んだのですが、カウンター席ならすぐに入れるとのこと。屋外に茶屋のような椅子も置いてありますが、この日は暑かったせいか外の見えるところでお茶をしている方はいないようです。
では、カウンターで…と通された空間は、おそらく2016年暮れの改築で新しく建てられたのでしょうか。きれいな細長い空間でした。
入って左手には可愛い手ぬぐいを使用した小物が展示されており(可愛いので、ミニ内輪を買ってしまった)、奥には外に出る扉があります。椅子に座ると丁度目を落として外を見ることができ、そこには涼しげに川が流れています。窓が小さいのと低い位置にあるため、庭は良く見えるし明るすぎず涼しくて、かつ外の方にはこちらが見えにくいという大変考えた作りになっていました。
甘味はお茶とセットで召し上がれ
注文をしてから若干待ち時間がありましたが、外に流れている小川を見たり、川端に咲いている花を眺めたり、展示されている小物を見ていたりで、日頃せっかちな私ものんびりと待つことができました。
メニューには『ゆずソーダ』や『ショウガソーダ』など、暑い日にぴったりな飲み物も多くあり魅力的なのですが、甘味をいただくつもりでお腹を空けて置いたので『クリームあんみつ』(800円)とかき氷の『くろみつでらっくす』(1,100円)をオーダーしました。
モノ自体はさほど大きく見えないのですが、食べてみるとどれもしっかりと味がついていて意外に食べ応えがあります。ああ、ランチを控えておいて、良かったな…と。
白玉はどちらにも入っているのですが、少々固めでしょうか。かき氷の中に入っていた小豆が、砂糖控えめでさっぱりと煮てあり、ほっとする過ぎない甘さでした。そこにバニラアイスやきな粉と黒蜜がたっぷりとかかった氷を混ぜて食べると、ちょうどよいバランス…。
嬉しいことにポットでお茶のお替りがいただけるので、冷たさでガクガクしている口を温め、ほっとした心地ですべてきれいに食べることができました。
意外に空いているのは時間帯(14時過ぎ。お茶にはちょっと早い?)のせいなのか、目立たないせいなのか…席が空いていたら、「川豊」の待ち時間の間に来るのも手ですね。
三芳屋(みよしや)の私的評価
- 居心地
- ★★★★★
- 食事・スイーツ
- ★★★★☆王道な甘味が食べたいときには!
- お茶・飲み物
- ★★★☆☆飲み物も色々楽しみたい!
- リピーター度
- ★★★☆☆成田山に来たら、絶対に覗いてしまいそう
三芳屋(みよしや)の情報
- 公式サイト
- 三芳屋(成田市 観光協会公式サイト)
- 住所
- 千葉県成田市仲町386-2
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