La Viña del Ensanche』(ラ・ビーニャ・エンサンチェ)は、私がこの旅の参考にした旅行雑誌『CREA Due Traveller:熱愛スペイン』に「バスクで廻った15軒の中でナンバー1」と記者が感想を述べていたお店。絶対行こう!と思っていて…実現しました。
旅行雑誌『CREA Due Traveller』の「熱愛スペイン」は、今回のバスク旅行のきっかけになった1冊です
メニューが見づらい!雑誌を持ってくるべきだった…と激しく後悔
私がLa Viña del Ensanche』(ラ・ビーニャ・エンサンチェ)に訪れたのはまだ明るい17時過ぎでした。
クラシカルな扉を潜ると、中はクラッシックな家具のテーブル席と意外と近代的なカウンターが右と左に広がります。
最初は一番後ろのベンチシート(と言っても木で作られているので座り心地は?)に座って奥からお店全体を眺めようと思ったのですが、折角色々素敵なのでもっとカウンターが見える前の方に…と席を移しました(場所取りをして良いものかも迷う…)。
困ったのが、La Viña del Ensanche』(ラ・ビーニャ・エンサンチェ)ではメニューが液晶メニューの切り替えで表示されていたこと。写真も載っているので食べたいものを見つけることはできたのですが、指をさすタイミングが難しかったです。そのため、食べたかったものを1品逃してしまいました。
また、ビルバオでは都市の規模の割に意外に英語が通じず、La Viña del Ensanche』(ラ・ビーニャ・エンサンチェ)でもその時英語が話せるスタッフが一人しかおらず、雑誌の料理の写真をスマホで撮っておけばよかったな…と本当に後悔したのでした。
食べたかったナンバー1のフォアグラに、満足
まずはカウンターで、「CAVA]をオーダーしていただきます!その場でお金を払うのかと思ったら何も言われないので、飲みながらメニューの液晶画面を凝視。すると、ほかのお客さまの前に出てきた料理が美味しそううだったので、それを指さしながら「ペディレ ウノ イグアル ケ エセ」(あれと同じ料理をください)と覚えていた数少ないスペイン語でお願いすると、「どっち?」と尋ねられたので(多分)、お皿が丸いものと四角いものだったので指で円を作ってみせたら、「Si!」と。
狙い通りお肉だったこちらは、『carrilera-iberica』(carrileraの意味が?)。イベリコ豚の赤ワイン煮にマッシュポテトが添えてある感じでしょうか。スプーンを下すと身がサクッとほぐれ、イベリコ豚の塩味がうまい具合にポテトに馴染みます。
二品目は大好きなアーティチョークのフライ(多分)。シンプルな料理ですが、もともとアーティチョークが好きなので今まで食べたことのないフライは美味しくいただきました。
二杯目と同時に頼んだのは、雑誌に載っていた『Minisartén de huevo, foié, hongos y puré de patata』(卵黄、フォアグラ、マッシュルームとマシュポテトのミニスキレット)。英語が分るスタッフさんに覚えている限りの材料と「小さな銀の鍋に入っている」と言ったら察してくれました(笑)
見た目も惹かれますが、「スペインって生卵食べるんだ!」と驚いた一品です(実際、卵黄は生・半生で昔から食べているそう。卵白は火を通すことがほとんどのようですが)。卵黄を混ぜて少しずつフォアグラを崩しながら食べると、優しく絶妙なバランスが美味しい。
バルと言えば、1杯2品ぐらいでサクッと移動する人が多い中、しっかりテーブルに腰を落ち着けて食べてしまいました。全部で14.95€なり。
本当はここ一軒で終わらせても良いなぁって思っていたほどだったんですが…次のお店へ。
La Viña del Ensanche(ラ・ビーニャ・エンサンチェ))の私的評価
- おひとりさま度
- ★★★☆☆一人の人はあまりいませんでしたが、そもそもバルではそこを気にしなくても良いかも
- カウンターの居心地
- ☆☆☆☆☆
- 料理
- ★★★★☆「ロモという背中の肉」が食べたかったぁ!
- 飲み物
- ★★★★☆グラスワインが無いのが…ロゼ、美味しかったけれど
La Viña del Ensanche(ラ・ビーニャ・エンサンチェ)の情報
- 公式サイト
- La Viña del Ensanche – Since 1927
- ネット予約
- 公式サイト
- 昼飲み
- 可(モーニングから。曜日により異なる)
- カウンター
- 0席(全席数不明)
- ライティング
- 明るい
- 禁煙/喫煙
- 屋内禁煙
- 住所
- Diputazio Kalea, 10, 48008 Bilbo, Bizkaia, Spain
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