2023年7月4日にオープンしたての『いなびや(INAGEBEER)』に行ってきました!
『いなびや(INAGEBEER)』は自分には昔よく使った馴染深い総武線沿線にある、千葉稲毛ビール醸造所を併設するマイクロブルワリーです。オープンしてまだ2カ月経っていないということで、どんなクラフトビールが飲めるのかとても楽しみに向かいました。
稲毛駅から徒歩5分にいなびや(INAGEBEER)はある
総武線稲毛駅から徒歩5分の『いなびや(INAGEBEER)』ですが、実は京成稲毛駅からも徒歩5分。
2つの駅を直線で結んだ中間地点にマイクロブルワリーはあります。

『いなびや』は総武線稲毛駅から徒歩5分

稲毛駅のロータリに沿って歩くと稲毛駅交番前の信号を右手に入ったら真っすぐ!
総武線稲毛駅の西口を出て、ロータリーに沿って商店街らしい通りを歩いて行くと左手に『いなびや(INAGEBEER)』が見えてきます。
可愛らしい表情のビールグラスのイラストが描かれた、緑色の日除け暖簾(ひよけのれん)が『いなびや(INAGEBEER)』の目印です。

この道路をまっすぐ行くと京成駅と浅間神社があるので、割と人通りはあり
前日にネットで土曜日の開店時間を調べたら13時だったのですが、当日出かける前にふともう一度見たら・・・15時オープンに変わっていました。暑い日に待つことが無くて良かったです。
15時とほぼ同時に外に出ていらしたスタッフさんと「こんにちは。入れますか?」「どうぞ!いらっしゃいませ!」と挨拶を交わして中へ。
因みに総武線側から見たお隣はライブハウスでしょうか?暑い中数人の人が並んでいます(暑すぎて歩いている人はほぼおらず)。

こちらは京成稲毛駅から歩いて来ると見える風景
いなびやはクラフトビールも店内も手造り!
店内をぐるりを見ると、4人掛け席と2人掛け席、スタンディングテーブルと5人ぐらい座れそうな小上り席があります。「お好きな席へどうぞ。」という事でしたので、奥に見える小さなタップが見やすい小さなテーブルに荷物を降ろして着席。

細長い『いなびや』店内。カウンターが無いのが残念
まずは初めてのゲスト向けのレクチャーをお伺いしました。クラフトビールはすべて自家醸造であること、飲み物もフードもキャッシュオンであること、クラフトビールは奥のカウンターで渡してくれること、お水や手拭きはセルフであること。
クラフトビールのメニューは、壁に貼られているものとバインダに止められたテーブルごとのものがあります。まずはじっくりと読んで頂く順番を考えます。

本日は8タップの手造りビールが頂けます。地元民ならニヤリのネーミング
オーダーをするときに、店主でありブルワーの岡村さんとお話をしました。
元々稲毛が地元だという事で、界隈のブルワリー(潮風、幕張ブルワリーなど)の話や、手造りしている店舗は、同じく手作り感満載の麦の家を参考にさせてもらっている事など。

実はセルフのお水がタップから注げるのだ・・・!
テーブルに置いてあるメニューには岡村さんのプロフィールなども書かれています。それは来店時のお楽しみという事で、ここでは割愛・・・。

カウンター奥に見える醸造設備にテンションが上がる!
経歴もそうですがお話からも地元愛がものすごく感じられて、一時流行った『地ビール』という呼び名は、今後はクラフトビールの中でも特に地元にこだわったものに使ったらイメージが上がるなぁ・・・なんて思いながら・・・いざ最初の一杯を。
いなびや フラッグシップの『稲毛』から頂きます!
さて、一人でどれだけ飲めるかな?と思ったのですが、飲み比べ3種(140ml×3種類・1,200円税込)がオープン記念であったのでそれを上手く組み合わせようと。
ただ、最初はあれですよね。定番の『稲毛(軽め)』はMサイズ(250ml)で頂こう。

『稲毛(軽め)』この”軽め”は名前に入れてよいものか・・・
- 稲毛(軽め)[English Brown Ale] 5.0%
少し渋みがありそうな色味ですが、思ったよりもすっきりで飲みやすいイングリッシュ・ブラウンエール。
想定よりも軽めに仕上がったそうですが、これはこれで最初の一杯に良いかも。

2ターン目は小さく3タップで
ここからは順番に飲まないとわからなくなる(笑)
- サティ [English Mild Ale] 5.0%
- くろクヮーサー(通常版)[American Fruit Porter] 4.5%
- せんげん通り [Saison-Yeast Beer] 5.8%
面白かったのは『くろクヮーサー』。黒ビールにその名の通りシークヮーサーが入っているのですが、度数が低い割に苦みも味もしっかりある。
もっと酸っぱいのかと思ったのですが、シークワーサーの酸味がいい具合に苦みに中和されている感じというか・・・通常版がこれなら、別のバージョンはどうなるのか・・・気になる個性があるお味。

3巡目も飲み比べセットで
偶然、同じような美しい色が並んだ3巡目。左の2種は期せずしてヘイジーになたっとか。
- ING [Golden←間ぐらい→Pale Ale] 4.9%
- 宮野木ジャンクション [Brut American Pale Ale] 6.0%
- ビーバーズ [American Plae Ale] 5.0%
どれもキンキンに冷やしても美味しいタイプ。自分は『宮野木ジャンクション』が一番好みかなぁ・・・いや、「どこかで聞いた事あるぞ?」というネーミングでポイント増えている?(笑)

ラストはとっても美しい『こじま丸』
ラストはMサイズに戻って。
ウイートらしい甘みも深みも感じられる『こじま丸』も、アルコール度数が低い割にしっかりしていて最後の一杯として良かったかも。
- こじま丸 [Wheat Beer] 5.0%
おつまみは手軽にオーダー出来てお一人様向き
一人で飲む事が多い身としては、新しいお店のフードの量が気になるのですが、『いなびや(INAGEBEER)』はちょっとつまむのに良い分量です。

『ホクホクきたかり』(650円税込)塩加減が調整できるのが嬉しい

『チーとろカマンベール』700円(税込)
ものすごくシンプルなんですが、ビールに合います!
夕食を家で食べる約束をしていたので、この日は控えめに頂いていたんですが、絶品だったのが・・・

『牛すじ煮込み』(800円税込)
この牛すじ煮込み、不思議なぐらい脂がさらっとしていて、肉好き・脂好きの自分なら飲めるのではないかと思ったほど。
味は濃すぎず辛くなく・・・乗せてもいいけれど、この残ったスープをバケットに付けても美味しいんじゃないかなぁ・・・と一人で「バケット欲しい!」状態に陥った代物です。
変化が楽しめそうな身近なブルワリー
一人でチビチビ、1時間半ほどかけてクラフトビールを楽しませて頂きました。その間、スタンディング席も含め埋まったときも。
でも、どちらかというと新しくできたマイクロブルワリーを味わいに来ている、一人でも長居のお客さまが多かったです。

PayPayなのに当たり前のようにレシートを出してくれるのも誠実な感じ
プラカップで店外に行けるので、ちょっと買いたくなってしまいましたが、流石にまだ明るい道を飲みながら歩くのもなぁと断念。
まだ新しいブルワリーですし、クラフトビールは180Lで醸造されているので、同じ名前でも味わいも変わるでしょうし、一期一会を楽しめるかもしれませんね。
もう少し度数の高いクラフトビールが増えたら嬉しい『いなびや(INAGEBEER)』でした。
ごちそうさまでした!また来ます!

グロウラー販売も考えているそうなので、がんばって~
いなびや(INAGEBEER)の私的評価
- おひとりさま度
- ★★★★☆カウンターが無いのが残念
- ビールの種類
- ★★☆☆☆地元愛溢れるネーミングが◎
- お料理
- ★★★☆☆一人で食べやすいのが嬉しい。ちょっと高め?
- Fish&Chips
- ☆☆☆☆☆
- リピーター度
- ★★★★★ビールが成長しそうで楽しみ!
いなびや(INAGEBEER)の情報
- 公式サイト
- いなびや Chiba Inage Beer(Instagram)
- ネット予約
- HOT PEPPER
- タップ数
- 8タップ
- 本日のビール
- いなびや Chiba Inage Beer(Instagram)
- ハッピーアワー
- 無し
- ひるビ(昼飲み)
- 不可
- 晩酌セット
- 無し
- ビアフライト
- 140ml×3種類 1,200円(税込)
- テイクアウト
- プラカップあり(グロウラー検討中)
- カウンター席
- 0席/全19席(他スタンディング&外席あり)
- 電源(コンセント)
- なし
- ライティング
- 自然光
- チャージ/御通し
- 無し
- 禁煙/喫煙
- 禁煙
- 住所
- 千葉県千葉市稲毛区稲毛東3-6-13
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