千葉県｜潮風ブルーラボが定住へ？！Shiokaze BrewStand Soga（潮風ブルースタンド 蘇我）

『SHIOKAE BREWLAB（潮風ブルーラボ）』というブルワリーのクラフトビールは、何度か都内のクラフトビアバーでお目にかかっていたのですが、ファントムブルワリー／ジプシーブルワー（醸造所を持たずほかのブルワーの設備を借りて醸造する）と伺っていました。

特徴ある美味しいクラフトビールを造るブルワリーが醸造所に選んだのは、東京駅から東京ディズニーランドに行くために利用する京葉線の終点、蘇我駅の近くでした。

JR京葉線蘇我駅から徒歩5分。Shiokaze BrewStand Soga（潮風ブルースタンド 蘇我）

JR京葉線蘇我駅の改札を出て左手に駅を出ると、駅前には小さなロータリーがありそれを囲むように飲食店の入るビルが並んでいます。蘇我駅はあまり馴染みがないので勝手に「小さな駅」とイメージを持っていたのですが（失礼）、ジェフユナイテッド市原・千葉のホームグラウンドも歩いて10分ほどらしく、内房・外房の電車と京葉線を繋ぐ主要駅なのでした。

線路と並行して走っている末広街道へ出て北に歩くとすぐに『Shiokaze BrewStand Soga』（潮風ブルースタンド 蘇我）のクリーム色のテントが目に入ります。

末広街道に面して建つ3階建ての建物の1階にShiokaze BrewStand Sogaはあります。クリーム色、意外と目立ちますね。

この日はコロナウイルス感染予防のための県外移動禁止が解除された最初の土曜日。しかも梅雨なのにとびっきりの晴れの日でした。

『Shiokaze BrewStand Soga』のオープンは12時からだったので、11時45分に蘇我駅に到着する電車を選んだのですが、すでに2組、オープンを待ちわびるクラフトビアファンが外のスタンディングテーブルで待っていました。（上の写真はお店を出た後で撮ったもの）

オープン前ですが許可を頂いて店内を撮影させていただきました。開店まで秒読み！

複雑な味わいが美味しい、オリジナルのクラフトビール

12時になると来訪した順にお行儀よく入店。タップが整然と並んだ上には、手書きのきれいなブラックボードのメニューがあります。

ビールの情報はメニューには少なめなので、悩んだらおススメを聞いてみましょう！

食べ物のメニューは壁に貼ってあり、クラフトビールと一緒にキャッシュオン（オーダーごとに支払う）で注文します。この日は特別にBBQも提供されていて、しっかりランチになりそうなメニューが揃っていました。

ロゴ入りグラス。こちらはLargeサイズで一律900円（税込）。

私が一杯目に選んだのは、マンゴーが使われておりヘイジー感も楽しめるという「IMPACT ALE」（アルコール度数は6.0% 写真の右のグラス）。マンゴーだから甘いのかと思ったら、すっきりしているのに苦みはしっかりとあり、甘みよりも「何が入っているんだろう？」と考えさせる複雑な味わいが癖になります。これは暑い日にゴクゴク行きたい！

ついつい、2杯目もLargeサイズで。

こちらがSmallサイズ（500円税込）。

ラージサイズは900円とお得ですが、飲みたいクラフトビールが多すぎてこのままでは…と、スモールサイズグラス（250ml）に変更。端から…と、沼津クラフトとのコラボビール「Kiwi Kolsh」、「YaZamaniP.A.」、「Bitter Baby ESB」をオーダーしました。

カウンターに座っていると奥の部屋がまだ工事中のようです。醸造設備が稼働するには今少し時間が必要なようですね。

フードにも千葉の香りが！おつまみに丁度良いサイズを幾つか

『Shiokaze BrewStand Soga』はタップルームなのであまりフードは無いかな？と思っていたのですが、100円・300円・500円（すべて税込）で、一人でもシェアでも食べやすいクラフトビールに合うおつまみが揃っていました。

スティックサラダ（300円税込）。付いている味噌は検見川にあるお店のものだとか。

マカロニチーズ（500円税込）。マカロニチーズは色々食べるけれど、ここはチーズの配合がとても好み。塩気が強すぎないのが良いです。

コーンビーフポレトサラダ（300円税込）

オープン限定フードのBBQ RIBS（2P 900円）味が濃いけれどしょっぱくない！

こちらはオーダーしませんでしたが、メキシコ風ジャイントコーンとけーじゃんスモークナッツ（各300円税込）

なぜ蘇我なんですか？とクリスさんに聞いてみた

『SHIOKAE BREWLAB』（潮風ブルーラボ）は新しいブリュワリーですが、代表のクリスさんはベアードビールで18年間クラフトビールを醸造されていた、言わば日本のクラフトビールのベテラン。蘇我に新しいクラフトビールの醸造所が出来ると聞いたときに思った疑問をストレートにぶつけてみました。なぜ蘇我なの？

クリスさんは屈託のない笑顔で「千葉って決めていたんだよ。」と。ふーん、よくわからないけれど、東京に集中しないでしかも駅チカなのはとっても助かる！

スタッフのみなさんはとてもフレンドリーで、オーダーする人が並んでしまって忙しい時も、スキを見て（？）話しかけたときも笑顔でしたし、クラフトビールは美味しいし、これはまたすぐに来てしまいますね。

SHIOKAE BREWLABのスタッフの皆さん。笑顔がまぶしい！

『Shiokaze BrewStand Soga』から公共交通機関で15分ほど移動すればY.Y.G Brewery の Y.Y.G Factoryもありますし、京葉線には幕張ブルワリーもハーヴェストムーンが飲めるロティス・ハウスもありますね。

これからは千葉だけで大人の遠足（ブルワリーのハシゴ）ができそうですね～。楽しみ！

実はまだ飲んでいた。9.0％のShibakuzoはLargeサイズで。

友人と今度こそ最後にしようとSmallサイズでオーダーしたBlackberry Gaseと沼津クラフトのLava Porter。

大人の遠足

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photo.aruweb.net

（追記）潮風ブルーラボ、再び（通り道に潮風ブルースタンドがあったので）

7月14日に再び、昼飲みに行ってきました！

『潮風ブルースタンド 蘇我』、1カ月も経たずに2回目の訪問です。この日は午後休を取得した平日、17時前に『潮風ブルースタンド 蘇我』に到着しました。先客はお一人、テーブル席に座っていらしたのでカウンター席へ。

醸造所で醸造したクラフトビールがいつ頃飲めるか、ですとか「繁盛していてオリジナルビールが5タップしかない」なんて会話をスタッフの方としながら。

一口でお気に入りフードになった！ジューシーで美味しい「鶏チャーシュー」

クラフトビールもトータルで2.5パイントほど頂きましたが、この日の私のヒットは「鶏のチャーシュー」（600円税込）。味が染みていてこのまま丼ぶり飯にしたいぐらい。ほかにも「ピーマンの焼き浸し」（600円税込）も頂いてわかったのですが、塩加減が丁度良いのでとても美味しく感じるのです（かなり主観な話ですが）。

ビール屋さんて味の濃いフードが多いので、自分の塩味にぴったり合うフードはとても嬉しいのです。

ごちそうさまでした！またお邪魔します！