福生のビール小屋@石川酒造 酒蔵のある風景でクラフトビールとイタリアン

福生のビール小屋@石川酒造 酒蔵のある風景でクラフトビールとイタリアン

石川酒造では、日本酒もクラフトビールも、イタリアンも頂きたい

5月の大人の遠足(クラフトビール遠足)、2軒目です。こちらも、友人夫婦の超お気に入り&オススメブルワリー。

『多満自慢』(たまじまん)という日本酒の醸造メーカーでもあります(余談ですが、『多満自慢』は学生の頃に「有閑俱楽部」という少女漫画で知り、飲酒年齢に達したときに真っ先に飲んだお酒の一つでした)。

石川酒造とビール造り

石川酒造(いしかわしゅぞう)は江戸時代(1863年)から日本酒を造り続ける老舗の蔵元です。東京都福生市にある6棟の国指定の有形文化財を所有する敷地では、『多満自慢』といった有名ブランドのお酒(日本酒だけではなく、梅酒などもあり)が造られています。

ビールの醸造を始めたのは1888年(明治21年)。しかし2年後には醸造設備を売却し、一旦離れてしまいました。しかし1998年にビール醸造を再開し、今では『多摩の恵』、『TOKYO BLUES』(東京ブルース)などが生まれ、親しまれています。

石川酒造(いしかわしゅぞう)

高い塀を抜けるとまず見える、石川酒造の本蔵。『多満自慢』もここで造っています。国の有形文化財。

趣ある施設内は営業日であれば自由に散策ができ(無料)、そのほか日本酒ファン向き・クラフトビールファン向きの試飲付き有料ガイドツアーなどを随時実施しています(Webサイトで予約できます)。

クラフトビールとイタリア料理の『福生のビール小屋』

福生のビール小屋(ふっさのびーるごや)@石川酒造(いしかわしゅぞう)

『福生のビール小屋』の前にあるのは、昔使っていたという『麦酒釜』。

重厚な本蔵を越えて奥に進むと、オープンテラスのある『福生のビール小屋』(ふっさのびーるごや)が見えます。訪問日は例年より少し暑い5月、テラス席でもパラソルがなければとても暑そうでした。

福生のビール小屋(ふっさのびーるごや)@石川酒造(いしかわしゅぞう)

パラソルのある大きめテーブルのテラス席。4月中頃より9月中頃までの使用となりますが、ペットもOKとのこと。

私たちは建物内の席へ。店内はどうやら満席でのようです。予約してもらって良かった!

福生のビール小屋(ふっさのびーるごや)@石川酒造(いしかわしゅぞう)

『福生のビール小屋』の店内は、ブラウンが基調のシックな内容です。

私たちの席は中ほどで窓が遠かったのですが、明るい店内でカウンターもあります。一人でも飲みに来れそうなのが良いですね。

福生のビール小屋(ふっさのびーるごや)@石川酒造(いしかわしゅぞう)

壁にかかった本日の飲み物とフードのオススメの黒板。つくりたてのクラフトビールのほか、『多満自慢』もいただけます。

彩も美しい!美味しいイタリアンと『多摩の恵』と『TOKYO BLUES』

クラフトビールは全種類いただきました。まずは『多摩の恵』の4種類。

福生のビール小屋(ふっさのびーるごや)@石川酒造(いしかわしゅぞう)

『多摩の恵』は4種類。レギュラー3種類とシーズナルです。

  • ペールエール [石川酒造] PALE ALE 5.0%
  • ピルスナー [石川酒造] PILSNER 5.0%
  • デュンケル [石川酒造] DUNKEL 5.0%
  • ケルシュスタイル [石川酒造] Kölsch

ジョッキサイズでも850円(税込)と、ブルーパブのコストパフォーマンスの良さが嬉しいです。

福生のビール小屋(ふっさのびーるごや)@石川酒造(いしかわしゅぞう)

『TOKYO BLUES』(東京ブルース)は3種類です。

  • セッションエール [石川酒造] Session Ale 4.5%
  • ゴールデンエール [石川酒造] Golden Ale 5.5%
  • シングル ホップ ウィート [石川酒造] Single hop Wheat 5.5%

『TOKYO BLUES』(東京ブルース)はジョッキサイズが950円(税込)と、『多摩の恵』より若干高い価格設定になっています。最近『真の東京のクラフトビール』をキャッチコピーに、イベントなどでもよく見かけます。

度数もそうなんですが、『多摩の恵』も『TOKYO BLUES』(東京ブルース)もクセが無く、飲みやすいクリアなビールです。

福生のビール小屋(ふっさのびーるごや)@石川酒造(いしかわしゅぞう)

友人のオススメ、バーニャカウダ。

フードで一番にいただいたのが、彩も美しい『バーニャカウダ』(1,000円税込)です。お野菜も味が濃くて美味しいのですが、バーニャカウダソースがちょっと変わっていて…なんだろう?このカリカリしたやつ…など、考えながら食べていました。あまり魚(アンチョビ)っぽくないのも面白いです。

福生のビール小屋(ふっさのびーるごや)@石川酒造(いしかわしゅぞう)

ピザは私好みの薄め、カリカリ。

黒板のオススメ『アスパラガスとベーコンのハニーマスタードピザ』(1,300円税込)も濃いアスパラガスとベーコンに甘さ&ピリッとしたソースがとても合っていて、ビールによく合います。

福生のビール小屋(ふっさのびーるごや)@石川酒造(いしかわしゅぞう)

まだ、食べるか!!と最後に『鶏モモ肉のコンフィ』。

久しぶりにコンフィを食べたくて『鶏モモ肉のコンフィ』を選びましたが、皮がパリッ、中がジューシーでした。『福生のビール小屋』に何度も来ている友人も「初めて食べたけど、美味しいね」と絶賛。

最後は売店へ。お土産を買ってがちゃで〆

結局、『福生のビール小屋』にも1時間半ほど滞在して、再度ぐるっと敷地内を見学してタクシーで拝島駅に向かいました。

もちろん、売店に寄ってお土産を購入したのですが、クラフトビールを選ばなかったせいか、500円のガチャガチャをしたら『多摩の恵』が1本当たりました!ラッキー!!!

友人夫婦のオススメ通り、景色も空気も良く、建築物好きには観るのも楽しいブルワリー訪問になりました。次は、午前中は『多満自慢の試飲付き酒蔵見学』、午後は『クラフトビール試飲付き醸造所見学』に参加したいです。

福生のビール小屋(ふっさのびーるごや)@石川酒造(いしかわしゅぞう)

二人掛けの席もお洒落です。天気の良い日は窓の近くがキレイで良いですね!

福生のビール小屋(ふっさのびーるごや)@石川酒造(いしかわしゅぞう)

お土産に購入した、『多満自慢』の酒粕と『多満自慢』のべったら。特にべったらが好評で「また買ってきて」と。

福生のビール小屋(石川酒造)の私的評価

おひとりさま度
★★★★☆グループ向けの雰囲気ですが、カウンターもあり!
カウンターの居心地
★★★★☆奥行きがなくお皿が置きにくいなどありますが、別の価値で
ビールの種類
★★☆☆☆オリジナルビールが常時4種類
お料理
★★★★☆野菜が美味しいイタリアン
Fish&Chips
☆☆☆☆☆
リピーター度
★★★★☆今度は醸造所見学したい!

福生のビール小屋(石川酒造)の情報

公式サイト
福生のビール小屋|石川酒造株式会社
ネット予約
(予約は電話で)
タップ数
4種類
本日のビール
(記載見つけられず)
ハッピーアワー
無し
ひるビ(昼飲み)
可(営業日は11時半から)
晩酌セット
無し
テイスティングセット
無し
グラウラー(Growler・グロウラー)対応
(要確認)
カウンター
約4席/50席(屋内)
電源(コンセント)
無し
ライティング
明るめ(夜は不明)
チャージ/御通し
無し
禁煙/喫煙
禁煙
住所
〒197-8623 東京都福生市熊川1番地
〒197-8623 東京都福生市熊川1番地

こちらの情報は記事作成/更新時点のものです。休日・営業時間・その他、公式サイトで確認をしてからお出かけください

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