神奈川県｜遠足気分で Garapago Racing（ガラパゴレーシング）へ

ずっと、行きたい、行きたい…と思って、やっと行けた！『Garapago Racing Kaisei Handmade Beer』（ガラパゴレーシング 開成ハンドメイドビール）です。自宅から3時間弱かけて行ってきました。

しかし、Facebook見るとものすごく長いお名前なんですが、これ、正式名称なんでしょうか？！（文章中では『Garapago Racing』（ガラパゴレーシング）としたいと思います）

『Garapago Racing』（ガラパゴレーシング）への行き方

『Garapago Racing』（ガラパゴレーシング）の最寄り駅、小田急線開成駅。きれいですが、何もない印象です。

都内から『Garapago Racing』（ガラパゴレーシング）へは、新宿駅もしくは小田原駅まで出て小田急線に乗り換えます。私は小田原駅で乗り換えて、最寄り駅の開成駅で下車。

歩道が広い！山が近い！！晴天ならこの方向に富士山が見えていたはず！

ここからちょっとわかりにくい道をジグザグ（古い住宅地なのか道が碁盤の目状態になっていないのです）進んで約10分。宅地分譲中といった感じの
見晴らしも風通しも良い住宅地の中に『Garapago Racing』（ガラパゴレーシング）はあります。

無機質な建物なのですが、意外とそう思わせないのは、全体が可愛らしくまとまっているからでしょうか？

駐車場を縦断する入り口にあるウェルカムボード。

あのカメですよ！可愛い！

自然光が入る明るい店内と醸造施設

外からも見えますが、お店の中から見た醸造所のきれいさと言ったら素晴らしい！十分な導線が確保されていて、ぴかぴかしています。

店の奥から醸造施設とカウンターを眺めたところ。ここで一人で飲んでも幸せになれそう…。

この日は土曜日、12時には到着したので最初のゲストでした。カウンター前の4人席に案内され卓上にあるビールリストを見ると、『Garapago Racing』（ガラパゴレーシング）のオリジナルビールが5種類、ゲストビールが3種類でした。ゲストビールはCOEDO、Kakegwa Farm Brewing、Numazu Craft。

美しく磨かれた銀色のタップ。醸造施設との導線が使い易そうな配置です。

いつもの「大人の遠足」の儀式。オリジナル全種並べです。

• セゾン [Garapago Racing] Saison 5.0%
• ヴァイツェン [Garapago Racing] Weizen 4.3%
• ペールエール [Garapago Racing] Pale Ale 5.0%
• レモンセゾン [Garapago Racing] Lemon Saison 4.0%
• スモークドポーター [Garapago Racing] Smoked Porter 6.0%

醸造長の長山さんがとてもにこやか。色々とお話をしてくださいましたので、気になっていた名前の由来も尋ねてみました。

長寿と健康のシンボルであるカメ、しかもガラパゴスゾウガメは最長152歳の長寿記録！こちらはテイスティングさせていただいた醸造途中のもの。

ロゴマークの通り、「Garapago」はガラパゴス諸島に生息しているガラパゴスゾウガメからだそうです。カメはとても長生きの生物なのでそれにあやかったと。「健康と長寿」はこのお店のというよりは、このお店に来るお客さまに対しての願いだそう。

可愛いピンチョス選びからビア飲みスタート！お料理も素材の味がしてとても美味！

1つ100円（税込）のピンチョスをトレーで選べます。

まずはオードブルから。折角なので全種類いただいてしまいました。

人参と鶏の南蛮漬け、菜の花のキッシュ、豚のリエットと豚とジャガイモのテリーヌ（だったかな？）

特に気に入ったのが『鶏の南蛮漬け』でした。酸味が強すぎなくて鶏の味がすごく活きてる！

オリジナルビールの中で私が一番気に入ったのは、スモークドポーターとヴァイツェン。ヴァイツェンは所謂ヴァイツェンっぽくないのが良かった！レモンは苦みが強すぎたのがちょっと残念。

お料理も次々いただきます。どれも火加減が絶妙で素材の味がしっかりするのがとても好みです。

柔らかすぎないのがいいと思う！『子牛タンのとろとろ煮込み』（1,000円税込）

友人曰く「上品系」な『チーズマカロニ』（800円税込）

砂肝の下準備の良さがうかがえる『砂肝とスナップエンドウのアヒージョ』（700円税込）

スナップエンドウの緑が目にも鮮やか！

こちら、全員絶賛の『ししゃものフライ』燻製フェアの限定メニュー。

加えて、メニューがすべて内税表示というのも、私、個人的にとても好感が持てます！

ちょっと2階席を見学。どこもかしこも清々しい

途中、2階とカウンターにお客さまがいらして（カウンターにいらしたのは沼津クラフトのお兄さんでした）さらに増えると…と思ったので、程好く酔いも回って来たしと2階も見学させていただきました。

大きな窓で明るい2階席。

ベンチ席（しかも奥行きがすごい）もあるので、お子さま連れでも過ごしやすそう。

魅力的なのがとても広いテラス席です。

広々としたテラス席。屋根は無いので夏は日焼けが心配？！

富士山が見える方角を確認したら、この方向でした。今日は残念ながら見えませんが…。

今度は是非、富士山が見えるときを狙いたい！

1階に戻って、セゾンとヴァイツェンをパイントでお変わり。微妙に違うグラスがお洒落！

都内からだとかなり遠いなぁと思ってしまいそうですが、手造りのクラフトビールと美味しい料理、きれいな空気と（天気が良ければ）絶景も見れるかもとなかなかのシチュエーションです。

もう少し暖かくなったら、テラス席で飲んでみたいかも。グラウラー（Growler・グロウラー）も持っていって、余すことなく味わいたい（笑）。

こういう、ちょっとした色合いの妙というか、可愛らしい雰囲気なんですよね。

カウンターはもっと椅子も並べられそうなんですが、この空間の取り方がいいんですよね。

明るく迎え入れてくれそうな雰囲気が素敵です。