常陸野ブルーイング・ラボ マーチエキュート神田万世橋店（ひたちの Brewing Lab.）木内酒造の常陸野ネストビールを楽しむ@東京, 秋葉原, 淡路町, 小川町, 岩本町

可愛いフクロウがトレードマークの、木内酒造の『常陸野ネストビール』のラボバーです。なぜ「ラボバー（Lab. Bar）」と言えば、クラフトビール造りを学び、自分のビールを作ることができるからです。

それはちょっとハードルが高いので、今回は0次会で軽く立ち寄りました。メニューは何度かお邪魔している常陸野ブルーイング・ラボ TOKYO STATIONとあまり変わらないですが、お店の雰囲気が違いますね。高架下の文化の発信地を謳うマーチエキュートの中にあるからかもしれません。

1次会はこちら：ギョウザバー コムアパリ マーチエキュート神田万世橋店（GYOZA BAR Comme a Paris） ソースにこだわるフランス逆輸入のワインと楽しむ餃子@東京, 秋葉原,淡路町, 岩本町, 小川町

万世橋駅からマーチエキュートへ。東京らしい様相のカッコイイお店

淡路町から行けば、大通り側の回ってすぐに入り口に着くのですが、雰囲気を楽しもうとマーチエキュートの中を通って『常陸野ブルーイング・ラボ マーチエキュート神田万世橋店』に向かってみました。

マーチエキュートは、旧万世橋駅を利用して作られている商業施設です。万世橋駅がJRや地下鉄の駅としての役割を終えたのは1943年とかなり昔（団塊の世代が生まれた頃？）。その後、交通博物館になりましたが、それも2006年に閉鎖し6年放置（という言い方が正しいかはわかりませんが）された後に再整備が始まり、2013年に開業しました。昔ながらのブリック（レンガ）造りの高架下に作られたモダンな空間が話題になったのも、記憶に新しいところです。

いくつかのお洒落なショップが扉もなく続いていますので覗きつつ進むと、一番奥（秋葉原駅寄り）の扉から半屋外に出ます。そこが『常陸野ブルーイング・ラボ マーチエキュート神田万世橋店』の入り口です。

クリスマスが近いせいなのか、いつもこうなのか、わかりませんが素敵なライティングのテラス席があります。時期的に少し寒いですが、温かくしてちょっと一杯なんて言ってみたくなる雰囲気です。

東京駅にあるブルーイング・ラボとインテリアは同じテイストですが、こちらのほうが開口部も広くて面積があるせいか、よりシックで鉄道の高架下を利用したブリックの多い空間がとても「ラボ」というイメージに合っています。

テイスティングセットもあるけれど、限定ビールが飲みたい場合は…

さて、本日のビールはこんな感じ。もちろんすべて木内酒造の醸造です。

• White Ale Belgian White 5.5% ★
• Hitachino Nest Lager　Pilsner 5.5% ★
• Weizen　Hefe Weizen 5.5%
• Amber Ale　American Amber Ale 6.0% ★
• 【限定】Brew Base Prototype (Coconut IPA)　IPA 6.0%
• Red Rice Ale　Rice Beer 7.0%
• Espresso Stout　Coffee Flavored Stout 7.0%
• Nipponia　Belgian Golden Ale 8.0%

ふ～ん、常陸野ブルーイング・ラボ TOKYO STATIONには『Cask』や『Nitro』があったけれど、ここはBarrel Editionのボトルなどはあるもののあまりクラフトビール自体にスペシャル感ないなぁ…なんて思いつつ、『限定』がひとつあったので、『ブリューベース プロトタイプ』というココナッツIPAをチョイス。

奥にあるタンクが見えやすい二人掛けのテーブル席に腰をかけ、ちょうど室内装飾のペインティング中だったので、それを眺めながらちびちび。なかなか楽しいです。

ココナッツIPAなんて、甘いんだろうかにがにがなんだろうか、想像力を働かせて一口目を飲んでみましたが、思ったよりはココナッツは控えめで（知らなかったら、これ何だっけな？って悩みそうな程度）、結構ホッピーなIPAです。

本当はテイスティングセットを頼んでみようと思ったのですが、残念ながら★が付いているものしかダメだと言うことで断念。

軽いおつまみが0次会にちょうどイイ！名物のさばサンドはまた今度（笑）

19時近くなってくると、お客さまが増えてきました。私が到着した頃（18時半）はカウンター席にそれぞれ1名ずついらっしゃって、ビールを飲みながら本を読んでいたりパソコンの操作をしていたり。カウンターと言っても壁に向かっているものしかないので、狭くて静かな店内と言うこともあり、ちょっとおひとりさまでダラダラ作業したくなってしまいそうです。

私はこの日は0次会で20分しか時間がなかったので、クラフトビール一杯とおつまみをひとつだけ。『たこのセビーチェ』を選びました。

お店が若干混んでいたからか、なかなかおつまみが来ず…結局、1杯を飲み終えてしまいそうな頃に来たのですが、2杯目を飲む時間もなくちょっと残念でした。

インテリアを見たり、タンクを見たり、何か作業をしたり…。壁に向かったカウンター席が多いことといい、静かに過ごしたいおひとりさまや「ちょっと一杯」の軽めな飲みにぴったりのお店かもしれませんね。