住宅地でまったり昼飲み。高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

住宅地でまったり昼飲み。高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

久しぶりに再訪。手作り感溢れる醸造所&レストラン

高円寺と阿佐ヶ谷の中間にある『アンドビール』に行く約束は15時だったので、その前に高円寺のどこかでランチを…と立ち寄ったのが高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

恐らく6年ぶり。2回目の訪問です。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

高円寺駅を北口に真っすぐ進むとすぐに住宅地に。この中に高円寺麦酒工房はあります。

麦酒企画と高円寺麦酒工房

高円寺麦酒工房がオープンしたのは2010年の12月。同じ『麦酒企画』(ビールキカク)の『荻窪麦酒工房』がオープンして間もない頃に友人とハシゴをしているので「恐らく6年ぶり」と計算したのですが、本当のところは既にわかりません(笑)。

もともとは現在の『麦酒企画』の社長さんが店頭に立たれていたビアパブで第1号店になります。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

住宅地の中のもともと写真スタジオとして使われていた建物を改装。醸造所はルーバー扉の奥らしい。見えないのが残念。

『麦酒企画』のブルーパブは現在では、中野、高田馬場、所沢、新宿と数を着実に増やし、2017年には高円寺のお隣駅である阿佐ヶ谷にもオープンしています。クラフトビールブームとは言えすごい!

何よりも醸造所数カ所で造って複数店舗で回すというのではなく、それぞれがブルーパブ(醸造所併設のビアバー)であるところに自家醸造に関するこだわりと愛情を感じます。

前回来たときと印象がまったく変わったクラフトビール

高円寺麦酒工房のタップは10タップで、そのうちの一つはハートランドでした。残りの9タップはすべてオリジナルが楽しめます。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

Mサイズは480円(税別)から、Lサイズは750円(税別)から。

Mサイズを3杯以上飲むのであれば、60分1,500円(税別)の飲み放題がお得ですよ!」と教えていただいたので、まぁ3杯ぐらいであろうと飲み放題にしました。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

カウンターが無いのが残念ですが、タップに近いテーブル席に座り首を伸ばしながら鑑賞。

  • ブロンディ [高円寺麦酒工房] 4.6%
  • ペールエール [高円寺麦酒工房] Pale Ale 5.6%
  • トロピカルビター [高円寺麦酒工房] Bitter 5.0%
  • サニーゴールド [高円寺麦酒工房]
  • 高円寺の黒 [高円寺麦酒工房] Stout 6.0%
  • 石狩ホワイト [高円寺麦酒工房] 4.9%
  • ever free IPA [高円寺麦酒工房] IPA 5.5%
  • HARMONY IPA [高円寺麦酒工房] IPA 6.3%
  • ドライエール [高円寺麦酒工房] Dry Ale 4.5%
高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

一杯目は『ハーモニーIPA』にしました。逆光が美しい…。

『ハーモニーIPA』は甘味と苦みのバランスが良い、でもニガニガな一杯です。この1杯飲んだだけで、私の中の高円寺麦酒工房のイメージががらりと変わりました。

実は、6年前に来たときは正直「美味しい」と思わなかったんです。この頃、『麦酒企画』以外にも何軒かあった自家製ビールを出すお店に行ってもあまり当たりがなく…それで6年も来なかったのでした。麦酒造りの難しさは知っているので時間を空けてまた…と思うのですが、最近はマイクロブルワリーも次々立ち上がり選択肢が多すぎて、なかなか再訪が出来なかったんですよね?

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

2杯目、『BLONDY』はこちらの定番だそう。すっきりして飲みやすいけれど、クラフトビールらしい甘さもあります。

2杯目飲んで確信しました。「うん、すごく自分好みのビールがあるぞ!」と(どこから目線だ?)。本当に今回来て、良かった!

フィッシュ&チップスはバケツ入り!

もともとランチを食べるつもりで来ているので、メニューを端から舐めるように見ていますが、なかなか可愛らしいのがある(笑)。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

手書き風メニューには、クラフトビールのつくり方なんかも。

私にとっては「とりあえずビール」とほぼ同義語の「とりあえず『フィッシュ&チップス』!」を一品目に選びました。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

お~、バケツに積んである!タルタルソースもたっぷりですね。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

そして私の心を読んだかのように、ハインツのモルトビネガーもやってきました。

こちらのフィッシュ&チップス(680円税別)は衣がしっかり厚め、でもビールが使ってあるのでサクサクフワフワとちょっと竜田揚げっぽさのある感じです。魚は…タラかな?(聞くの忘れました)さっくり揚がっています。タルタルソースは味しっかりでマヨネーズぽさ濃いめなんですが、おつまみとしても食べでがあります。

特に美味しかったのはポテトですかね。厚切りでカリッと揚がっていました。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

3杯目は『ever free IPA』。思ったより苦くないですが、ホップの香りが良い一杯。

度数が弱めだから、結構飲めちゃう?飲みやすいクラフトビール

「3杯は飲めるだろう」って思っていましたが、どうしてもあと2種類飲みたいので時間を逆算してラストオーダー5分前に軽い一杯。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

4杯目、『DRY ALE』。4.5%。DRYって言っても…私の好きな上面発酵な味がする♪

そして、ラストオーダーの時刻と同時に立ち上がり、最後に大好きなスタウトを!正直、飲み放題のラストオーダーが45分というのは早すぎです。Mサイズ一杯飲むのに15分もかからないよ…。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

『高円寺の黒』はスタウトだと伺っていたので、最後まで残しておきました(好きなものはとっておく派)。

そしてもう一品食べたいなぁと選んだのは、定番の『牛すじ煮込み』(580円税別)。こちらもビールで煮込んであるので特に黒に合わせるのが好みです。ネギがたっぷりなのも良いですね。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

ネギたっぷり!『牛すじ煮込み』も自家製ビールで。

『高円寺の黒』をグラウラー(Growler・グロウラー)でお持ち帰り!家でも楽しみました

結局全部で5杯、税別で3,000円分飲んで、しっかり飲み放題の元は取れてしまいました。レジ横に自分が持っているものよりも小さなグラウラー(Growler・グロウラー)1,800円(税別)があったので、ちょうど欲しかったしとテイクアウトもすることに。中身は迷いに迷って『高円寺の黒』(次点は『ハーモニーIPA』だった)にしました(ビール代は1,050円税別でした)。

5年以上前の記憶で足が遠くなっていましたが、ちょっぴり後悔できるぐらい美味しいクラフトビールをいただくことが出来ました。ごちそうさまでした!

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

手造り感のある店内は、前回の記憶のまま。奥には靴を脱ぐ小上がりっぽい席もあり、小さなお子さん連れが楽しんでいました。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)

こちらがレシートに「新型」と書いてあったグラウラー(Growler・グロウラー)。『BEER KOBO』(麦酒工房)のロゴ入り。

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)の私的評価

おひとりさま度
★★★☆☆家族連れが多いけれど、カウンター横のテーブルなら
カウンターの居心地
☆☆☆☆☆
ビールの種類
★★☆☆☆オリジナルビールは9タップ
お料理
★★★☆☆気楽に食べられる量がいいですね
Fish&Chips
★★★★☆ポテトざくざく!
リピーター度
★★★★☆ほかの麦酒工房も行ってみたくなりました

高円寺麦酒工房(コウエンジビールコウボウ)の情報

公式サイト
高円寺ビール工房 | ビール工房
タップ数
12タップ
本日のビール
Twitter
ハッピーアワー
無し
ひるビ(昼のみ)
可(土日祝のみ12時から)
晩酌セット
無し
テイスティングセット
無し
グラウラー(Growler・グロウラー)対応
可(お店のグラウラー(Growler・グロウラー)を使用)
カウンター
0席/全33席 ※カウンターっぽいテーブル席は5席
電源(コンセント)
無し
ライティング
明るめ
チャージ/御通し
無し
禁煙/喫煙
禁煙
住所
東京都杉並区高円寺北2-24-8
東京都杉並区高円寺北2-24-8

こちらの情報は記事作成/更新時点のものです。休日・営業時間・その他、公式サイトで確認をしてからお出かけください

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