利用者のブログや口コミを読むと、カフェもかなり待ち時間を要するということで少し遠巻きにしていましたが、「冬の朝であれば、みんな並びたくないだろ!」と、朝食目指して立ち上がりました。
『パンのペリカン』と『ペリカンカフェ』の並び方
この日、最寄り駅である田原町(路線は銀座線)に到着したのは、朝の9時前。本当は開店の8時より少し前に到着予定だったのですが、寝坊しました(笑)田原町から国際通りの東側の歩道を8分ほど歩くと、『ペリカンカフェ』より手前にパンを販売している『パンのペリカン』の赤い軒先テントが目に入ります。行列はできていませんでしたが、ガラスに貼ってある営業カレンダーを見ると、土曜日には「予約販売」の文字が。
でも、並んでいないのだから…と思いお店の方に「予約していないと買えませんか?」と尋ねたところ、「食パンなら購入いただけます」とのこと。カフェで食べてみて美味しかったら買おうと思っていたのですが、話題のパン屋であれば家族も喜ぶし、今なら並ばない…と適当に(本当に適当に)2つ指差し購入しました。
私がうっかりしていたのか、レシートをいただけなかったのと値段がうろ覚えなのでサイズが分からないのですが(笑)、おそらく1斤を2つ購入したのではないかと。
そこからさらに8分ほど歩くと、外のベンチに腰を掛けている人と、先ほどの軒先テントと同じ赤い色が目に入りました。少しだけ奥まっているのでのぞき込むと、入り口近くにウェイティングリストが見えます。この時点で9時8分でしたが、店の前で並んで待っているのはお一人のようでした(ラッキー!)。
まずは店内に入ってウェイティングリストに名前を書き込んでしまいましょう。すでに1ページは埋まっているのですが、そのうち半分はまだ入店されていないようです。(ウェイティングリストに、着席したか、何時に呼んだかが書いてあります)
『ペリカンカフェ』の順番待ちはとても優しくできています。お店の外に注意書きが出してあるので一度確認してみましょう。要約すると、こんな感じでした。
- ウェイティングリストに名前を書いたあとは、どこかで時間を潰していても良い
- 順番が来て名前が呼ばれた時にその場にいなければ、次の人を優先
- 名前が呼ばれて2時間以内であれば戻ってきたときに(次の次ぐらいに)案内してもらえる
- 5人以上の場合は席が分かれる可能性あり
なので、入りたい時間の1時間半前ぐらいに来てウェイティングリストを書いてから、どこかで時間を潰して…ということができそうですね(お昼時は混みそうなので、上手く行くかはわかりませんが)。私は外のベンチに座っている方の次で、であれば誰かが戻ってきても必ず2番目には呼ばれると考え、名前を書いて外に出ました。が、出たところすぐに名前が呼ばれました。(どうやら、ベンチの方は並んでいる方ではなかったようです…)
何をオーダーすべきか!迷った末の「本日のサンドイッチ」
さて、で悩むのが何を食べるか、です。というのも、『パンのペリカン』の主力商品である食パンの魅力を知るためには『炭焼きトースト』が一番!とは思っていたのですが、トーストはかなり小ぶりで1枚では足りないだろうし、土曜日は朝から「本日のサンドイッチ」など平日では始まるのが遅いメニューをいただくことができるからです。しかも、すでに食パンを2斤も買ってしまっているし、家で炭焼きができないこともないので(準備に手間がかかるので、やらなそうですが…)ここでは具材が載っているものを食べるべきであろう!と、『本日のサンドイッチ』(760円税込)にしました。温かいカフェオレ(480円税込-セット割50円)もお願いしたのですが、お店の方に「スープもおススメです」と声をかけていただいたので、勢いで『本日のスープ』(430円税込)も。
ここでひとつ注意なのが、テーブルの上にメニューは載っていますが、そこに『本日の~』は無いんですよね。黒板に書いて入り口近くにあったのですが、その前に花が飾ってあり邪魔で読めない(笑)。私の場合は担当の方がすぐに気づいて黒板を持ってきてくださったのですが、私の隣に座った若いご夫婦には『本日の~』の説明はありませんでした。
外の黒板にも書いてあるので、入店前に確認したほうがよさそうです。
待っている間にも、お店の中に入りウェイティングリストに目を通す人たちが何人かいましたが、今のところ結構すんなり入れている様子です。やはり今日がとても寒い&まだ早い時間だからでしょうか。さて、やってきた『本日のスープ』は「ひよこ豆のトマトクリームスープ」、『本日のサンドイッチ』は「ローストポークのケッパー・ツナ・アンチョビ和え」です。
スープを一口飲んで、その熱さにびっくり!私は猫舌ではないので頑張ってそのまま飲みましたが、後から口の中の皮がめくれてきたので相当に熱かったのだと…沸騰させてしまったのではないかと思うくらい。もちろん、冬は熱々が美味しいとは思いますが、これはちょっと熱すぎる!味は、塩味も強すぎず美味しいので猶更残念。
サンドイッチの食パンは焼かれていないので、結構しっとり目です。ふわふわというよりも、もちもちでしょうか。ローストポークに脂もありとてもしっとりして味付けも好みでしたので、ぱくぱくと食べてしまいました。
スープが飲み終わった後半は、サンドイッチ食べつつ、カフェオレ飲みつつ本を読んでいたのですが…外を見たら3組ぐらい並んでいる模様。残っていたカフェオレを飲み干し、テーブル会計なのでお店の方を呼びました。(9時半を過ぎたあたり)
この時立っているスタッフが3人いらっしゃったのですが、大きな声を出してもなかなか気づいていただけず、4回も呼ぶことに…周囲の人が気付いているだけに、恥ずかしかったです。さほど広い店内ではありませんし、ゆっくりと客席をうかがっている雰囲気はあったのですが…見ているようで見えていないなとちょっと驚きました。
お店の方はみなさん、穏やかそうな女性の方で空気は悪くないのですが、接客のこなれ感がないのが残念でした(まだ半年だからか…)
『パンのペリカン』を見に行ったところ、9時50分時点で行列はありませんでした。予約なしで購入できる食パンがまだあったかは不明ですが、一番手前の棚にはまだ食パンが並んでいました。
そして、この後再度『ペリカンカフェ』の前を通ったときは、2組並んでいました。今日(土曜日)だけを言うのであれば、9時前後であればほとんど並ばないけれど、9時半近くなると並びはじめる…といった感じですね。
『パンのペリカン』の食パン、自宅でトーストになる
さて、自宅に持ち帰った食パンですが、その日のお昼にはトーストになりました。早い(笑)。しかも、やはり炭焼きの準備をするのが面倒で、縦型のトースターで入る程度の厚さに切って、バターをつけていただくという…。
『ペリカンカフェ』でいただいたサンドイッチは食パンの耳がついていないので気づかなかったのですが、パンの耳が結構ハード。かなり弾力があるので噛み切るのもスムースではありませんでした。パン生地がもちもちなので、耳はさらに…なのかもしれません。
パンの白い部分は、「サクッ」ではなく、やはり「もちっ」。焼いても弾力を感じるものなのですね。バターをつけたせいか、サンドイッチで食べたときに感じた甘味よりも香ばしいパンの香りが広がります。
私はもともと「ふわっ」「サクッ」といった食パンが好きなので、購入して自宅で食べるという点で総合評価はイマイチなのですが、一緒に食べた家族はむしろこのもちもち感が良いと言っていました。パンって色々あるので、好みで評価がかなり分かれますよね。
これを炭焼きしたらどうなるんだろう…(ブラジルでですが)炭焼きで食べたトーストは感動するぐらい美味しかったので、すごく興味あります。次の機会には、今度は迷わず炭焼きトーストにしたいと思います!
ペリカンカフェ(Pelican Cafe)の私的評価
- おひとりさま度
- ★★★☆☆並んでいるので一人でテーブル席はちょっと遠慮がありますが
- メニュー
- ★★☆☆☆ペリカンのパンの入門編ということで
- リピーター度
- ★★★☆☆朝行けば入れることがわかったので!
ペリカンカフェ(Pelican Cafe)の情報
- 公式サイト
- 【Pelican】東京浅草の老舗のパン屋ペリカン
- 禁煙/喫煙
- 禁煙
- 住所
- 東京都台東区寿3-9-11
こちらの情報は記事作成/更新時点のものです。休日・営業時間・その他、公式サイトで確認をしてからお出かけください