前もって、ガイドブックで2、3店舗当りを付けていたハズなのですが、お店の名前を覚えておらず(笑)。適当に中の雰囲気やメニューを見て決めようと、ぐるっと一周しました。26店という出店数は、屋台村としては東北以北最大規模を誇るそうです。
ビールでも日本酒でも…やっぱり餃子が好き
おでん、串揚げ、ビストロ、焼きとん、海鮮、ジンギスカン、天ぷら…と、本当に多くの種類のお店が入っています。
少々雨も降ってきた頃、お店の窓に貼ってある黒い餃子が目に留まりました。「黒い餃子…函館だからイカスミだよね、きっと…そういえば、イカスミ餃子って雑誌で見たなぁ。」なんて考えながら眺めていると、お店のスタッフの女の子が声をかけてくれました。
これも縁であろうと即決して中へ。8人程度のカウンター席に女性が一人、4~6人座れる2つのテーブルの片方には会社帰り風の会社員の3人組がいらっしゃいました。一番近いカウンター席に座り『イカスミ餃子』(430円税込)と日本酒をオーダー。
日本酒をお願いするときに壁を見ながら、「北海道ので、辛いのが飲みたい」と希望を伝えたところ、貼り出してあるのはすべて北海道の日本酒で、右から左に辛くなると。わかりやすい(笑)
『なまら超辛』(600円税込)を飲みながら餃子を待っていましたが、どうやらカウンターに座っている女性はお店の関係者の方らしい。話しかけてみると、先ほど声をかけてくれた女の子のお母さまだとか。会話に厨房にいらっしゃる女性の方も加わって、明日の観光プランのアドバイスをいただいたり、今日の寒さはなんぞや的な話をしたり…そうこうしているうちにやってきましたよ。
イカスミの香りがふわっとして、日本酒欲と食欲をかきたてます。一口食べてみてびっくり。てっきり「イカ」なのは皮だけだと思っていたけれど中身もイカなんですね。イカのミンチとゲソが入っていて、食感もありつつ抵抗なくパクパク食べられる…美味しい。普段は肉肉星人だから「肉たっぷりじゃないと餃子じゃない」とか言っているような気がしますが、癖になるお味です。
イカスミの次は、男爵…さすが北海道だ!
あっという間に『なまら超辛』(超辛と言っても、日本酒だから…)とイカスミ餃子が無くなってしまったので、「次のオススメは何ですか?」とお尋ねしてオーダーしたのが『男爵餃子』(420円税込)と増毛(ましげ・小樽の上当たり?)の『国稀』(600円税込)。
黄色が鮮やかな餃子には塩辛が付いています。塩辛も大好きなんですよね~。ジャガイモの甘さに塩辛のクセのある味がからまって美味しいです。これも飲みがススんでしまうメニューですね。
すでに他所である程度食べていたので、残念ながら人気メニューのイカの入った焼きそばなどのイカメニューを食べることはできませんでした。後から訪問したことのある方のブログなど見ていたら、どうやら持ち帰りもできたみたいですね。
餃子は「北海道や函館に来たら食べないと!」というモノはないですが、イカスミや男爵イモを使うことで立派な名物になっているな~と感心しました。メニューに並んでいる日本酒が北海道のものばかり、というのもいいですよね。
函館いか家(はこだて いかや)の私的評価
- おひとりさま度
- ★★★★★屋台は一人飲み天国!
- カウンターの居心地
- ★★★★★厨房ほか、お店の方とおしゃべりしつつ
- 料理
- ★★★★☆いただいたのは餃子だけですが、美味しかった!
- 飲み物
- ★★★☆☆日本酒、サワー、もちろんサッポロクラッシックも
- リピーター度
- ★★★☆☆函館に来たら、是非!
函館いか家(はこだて いかや)の情報
- 公式サイト
- 函館いか家 | 函館ひかりの屋台 大門横丁
- 昼飲み
- 不可
- カウンター
- 8席/全18席
- ライティング
- 暗め
- チャージ/御通し
- 有り
- 禁煙/喫煙
- 禁煙
- 住所
- 北海道函館市松風町7-5 大門横丁
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