マドリード到着後の第一食目は、老舗バルとしてガイドブックに必ず載っていると言ってもよい『Casa Labra』(カサ ラブラ)です。
「地球の歩き方:スペイン」にも「スペイン社会労働党が誕生した場所として知られる、由緒あるバル」と紹介されています。
知らないとわかりにくい、バルの独自作法
休憩時間はあるものの、バルは午前中から開いているので朝・昼・夜と利用できる『Casa Labra』(カサ ラブラ)ですが、レストランも併設(ランチ・ディナータイム)されています。
建物の3つある開口部のうち一番右側にある入口に列ができています。まずはそこに並んでタパスを購入するのですが4種類のみ。
- Tajada de bacalao(タラのフライ)1,45€
- Croqueta de bacalao(タラのコロッケ)1,00€
- Banderilla de Atún en Escabeche(マグロの酢漬け)1,30€
- Empanadilla de Carne(牛肉のパイ包み揚げ)1,35 €
友人が絶賛の2つのタラ料理を指さしながら「ドス、ドス」(2個、2個ね!)とオーダーし、その場でお金を払ってお皿に乗ったコロッケとフライを受け取ります。
余談ですが、少額であってもクレジットカードが使えるお店が多く、また混んでいても嫌な顔をされないのが、スペインのバルの良いところだなぁと思います(小銭を用意しなくても、両替をするタイミングを逃しても、飲める!)。
店内はかなり混雑の上、テーブルが見当たりません。さて、どこでどうやって食べるんだ…と思っていたら、スタッフのお兄さんが「二人?こちらへどうぞ!」とお店のコーナーを指さしました。よく見ると、壁の結構高い位置に、奥行きの本当に狭いカウンターが…。
バルではタラ一択!ビールと一緒にいただきます!
若干高すぎて(私の身長は日本人女性としては決して低い方では無いのですが…)食べにくいし写真も撮りにくいのですが、お皿が置けるだけまだまし、という混雑具合。
この旅でタラは結構食べてきましたが、肉厚具合、脂の乗り具合、そして揚げ方といい一番美味しい揚げタラです!少し塩気が強いのでビールが進みます。
手で食べるのにちょうど良いサイズのタラのコロッケは、ホワイトクリームがベースでタラはすり身で入っているのか本当に滑らか(つまりクリームコロッケ)。バルセロナで似たようなものを食べた記憶があるけれど…塩味も揚げ具合も丁度良くて本当に美味しい。
小さなビールを1杯ずつだけいただいて、次のお店へ。
Casa Labra(カサ ラブラ)の私的評価
- おひとりさま度
- ★★★★★フードを頼んだら、とにかく置き場所を確保!
- カウンターの居心地
- ☆☆☆☆☆
- 料理
- ★★★★★レストランも美味しいのかな~と期待が膨らむ味
- 飲み物
- ★★★★☆私はビール一択でしたが、色々あります
Casa Labra(カサ ラブラ)の情報
- 公式サイト
- Casa Labra
- ネット予約
- 無し ※レストランの予約は電話もしくはメールで
- 昼飲み
- 可(休憩時間あり)
- カウンター
- 0席(バルは完全立ち飲み)
- ライティング
- (不明)
- 禁煙/喫煙
- 屋内禁煙
- 住所
- Calle de Tetuán, 12, Madrid, Spain
こちらの情報は記事作成/更新時点のものです。休日・営業時間・その他、公式サイトで確認をしてからお出かけください