【バルセロナ】BIER CAB & BIER CAB SHOP（ビアキャブ＆ビアキャブショップ）ボトルショップ併設のオシャレでコジーなクラフトビアバー@Barcelona, Spain

「バルセロナでクラフトビールは飲めるのだろうか？」と、Google Mapで「Craftbeer」と検索して一番早くオープンする＆ホテルに近かったビアパブ『BIER CAB』（ビアキャブ）に行ってみました。

お店に訪れたのは（私にとっては）遅めのランチを取ってからの午後4時過ぎ。お店は明るい通りに面していて透明な窓ガラスから中の様子をうかがうことができたので、特に抵抗なく入店することができました。

開店時間が早いのは、観光客にはとっても助かる！スペインのランチ／ディナータイムに翻弄される

この日はバルセロナ到着の翌日、スペイン観光の第1日めでした。インターネットで予約しておいた世界遺産の住宅をいくつも見てから15時過ぎに遅い昼食を別のバーでCAVA（カバ・スペインのスパークリングワイン）と共にいただいてから、『BIER CAB』（ビアキャブ）に到着。

オープンなテラス席が歩道に並んでいるお店も多いのですが、こちらのお店の前の歩道は狭いため屋内だけ…でも入りやすい雰囲気。扉を開けて「オラ！」と挨拶するとスキンヘッドの身体の大きなお兄さんが応えてくれました。

スペインの食事は全体的に遅い時間で、お店によってはそれぞれの間はお店を閉じてしまったりするので、ランチを食べるにも時間がかかってしまった私…。そんな中、『BIER CAB』（ビアキャブ）は日曜日以外は12時から通しでオープンしているので、ランチから休憩、ディナーまでとても使い勝手が良さそうです。

ガウディー建築群からは少し離れていますが、バルセロナ大学を眺めたり道中も楽しめました。

圧巻の25タップのクラフトビール。電光表示のメニューはちょっと見づらいけれど…

店内は半端な時間（流石のスペインでもランチには遅く、夕食にはかなり早い）ですが、テーブル席に数名のお客さまがいました。

入り口近くのカウンターにさっと座りましたが、骨太なタップと液晶モニター4枚のクラフトビールメニューがカッコいい！メニューを眺めますが…正直見づらい（笑）。カウンターに紙のメニューが見あたら無いため、眼鏡を取り出して乗り出すように眺めていると、お兄さんが英語で「どんなのが好み？」と聞いてくれました。英語が通じる！（笑）

「スペインのクラフトビールは、今いくつありますか？あればIPAがいいかな。」と尋ねると、「今は2つだけだよ。16番と24番ね。16番がちょうどIPAだよ。」ということで、小さいサイズで『NAPAR BIER』（ナパービア）の PILLOW FIGHT（ピローフライト　4.50€）に決定。甘みと苦味のバランスが良くてスッキリ感が美味しいAmerican IPAです。

スペイン料理も食べられるし、お土産にボトルビールも買える！

ランチを食べた後でしたが、『BIER CAB』（ビアキャブ）のフードメニューは多国籍系でかつ地元カタルーニャ料理もあるので、おつまみを一品いただくことにしました（海外旅行中は少しでもその土地のものが食べたい！）。

『ブニュエロス・デ・バカラオ』（Buñuelos de Bacalao）は、タラ（バカラオ）のすり身のコロッケ。バルセロナ周辺のカタルーニャ地方の郷土料理です。なんとなくフィッシュ＆チップスに近いだろうなぁなんて選んだのでした。美味しいけれど…ちょっと脂っこすぎるかな？揚げすぎかも？？？

2杯目を悩んでいたらフランスのインペリアルスタウトを味見させてくれました。美味しかったのでオーダーすると打ち抜きに…日本だったら価格を下げて（もしくはサービスで）くれるのに、「別のにして」と（残念すぎる！）。同じくインペリアルスタウトがあったので、『BREWSKI:CYCLE』の『Eric』（6.50€）に変更。

香りは大好きな、まさに Imperial Stout！なんだけれど、「何だこれー！！！」と思うほど、甘かった…。

旅の間は梯子酒をしたくなるし、疲れているから酔いが早いしで「小さいサイズを２杯まで」ルールを自ら策定し、お店を後にしました。

ふと隣を見るとボトルショップの『BIER CAB SHOP』（ビアキャブショップ）があったので、ホテルで飲むようにスペインのボトルビールで黒いのを3つ購入しました。（この3本は、ホテルに冷蔵庫が無かったため、相当長い距離一緒に移動することになるのですが…）

こちらのお店でも若いお兄さんが店番をしており、英語が通じました。迷っていると声をかけてくれるのも一緒です。バルセロナでは英語も通じやすく、買い食いもハシゴ酒も、お土産も買いやすくて良いですね！