COOPER ARE’S（クーパーエールズ）イギリス好きにはたまらない、樽生ビール専門店@東京, 新橋

最近、ご無沙汰なのですが私にとってCOOPER ARE’S（クーパーエールズ）はちょっと特別なお店です。クラフトビールを飲むようになって少し経った頃に訪れたこのお店で、「一番好きなクラフトビール！」と言える、梅錦のアロマティックエールに出会ったからです。

しばらくは会社帰りによく通ったのですが、クラフトビールの人気が上がり、いつ行ってもカウンターが空いておらず（そのうち電話で確認してから行くようになりましたが）、そうしているうちに都内にはたくさんのクラフトビールが飲めるお店ができ…。

でも、新橋に行ったらまたその雰囲気を味わいたくなる、やはりお気に入りのお店です。知らないうちに禁煙になっていた…行かねば！

神田のThe Jha Bar（ジャハ・バー）の姉妹店でもあります。

≪以下は、初めての訪問について書いた過去のブログからの転載＆再編集したものです≫

フィッシュ＆チップスも！英国の空気をたっぷり感じられる店内

前々から行ってみたかった、生樽たっぷりの新橋のCOOPER ALE’S（クーパーエールズ）に行ってきました。雑居ビルと言ってよい感じ。薄暗く細い階段を3階まで上がり入り口へ（エレベーターもあり）。

この入り口の扉からして、英国にあるそれっぽく、ついつい嬉しくてにやけてしまう雰囲気です。

1杯目はここでしか飲めないハウスエールを…と思ったら、売り切れになってしまったとか。残念。なので軽めのビールを選んでみました。ベルギービール「グリゼット・ブロンシュ」はグレープフルーツや紅茶のような香りで、小麦っぽさたっぷりの爽やかなホワイトビールです。

友人が遅れていたため、まずは一人分のおつまみが欲しいなぁと、フィッシュ＆チップスのSサイズをオーダー。出てくるのがちょっと遅かった（ビールが進んでしまった…）のが残念でした。

お腹が空いていたので、Sサイズとは言え小さなフィッシュフライが一切れ…なことに若干の寂しさを感じつつ、大好きなモルトビネガーがきちんと付いてきたことに大喜び。たっぷりと、泳ぐほどかけて食べるのが好みです。

モルトビネガーをたっぷりかける場合、身がほっこりしていないと、衣がサクッと揚がっていないと、イマイチになってしまうのですが、ここのコッド（タラ）は文句なし！ビネガーで若干のさっぱりさと、肉厚な白身はほくほくと、美味しくて味は大満足（このサイズがおひとりさまのときに有難いのですね～。）

COOPER ARE’S（クーパーエールズ）のブリティッシュフード

一番好きなクラフトビールに認定！梅錦ビールの『アロマティックエール』

しばらくして友人もやってきたので、友人があると必ずオーダーするナチョスを。それに合わせて2杯目の梅錦ビールの「アロマテック・エール」もやってきました。

これがこの日一番のヒット！愛媛の酒造メーカーが造るクラフトビールなのですが、香りもコクもたっぷり！苦みもあるのに飲みやすい、そして酸味は抑え気味でまさに私好みのビールです。グラスに顔を近づけたときに、とても良い香りが広がりそれだけでうっとりしてしまうのですが、さらに口に含むと華やかな甘みがふわっと広がって、少し夢見心地になるほどです。

ただ、アルコールは8.5％と若干高めなので、景気よく飲んでしまうと危険ですね。

続いて、ソーセージの盛り合わせも来て、ビールも進みます。

このお店、フードメニューの種類は多いとは言えませんが、なかなか英国好きには刺さるラインナップ。久しぶりにシェパーズパイも食べることができて、お店の雰囲気だけでなく、料理や飲み物、その香りすべてで異国の雰囲気を演出してくれます。

3杯目はドイツの「ポーラナー・ヴァイス」。2杯目と同様に「小麦の甘みとコクを堪能できる」ビールと説明にあったので選んだのですが、アロマテック・エールのインパクトが強かったものですから…まぁ、普通においしいです（笑）。

クワトロチーズのピザも薄い皮が自分好みで美味。サイズが小さいのでちょっと残念でしたが。

コストパフォーマンスは微妙ですが、英国のパブらしさを堪能でき、生樽ビールが常時9種類あるのはすばらしいですね。私にとっては場所もいいし、カウンターもあったしで、ひとりでも行けちゃうお店が増えました。