函館駅から徒歩3分ほどなので、荷物を駅のコインロッカーに入れてぶらっと立ち寄ることができる観光スポット。私は『函館朝市えきに市場』(はこだてあさいちえきにしじょう)の真正面にあるホテル(古くて多少ぼろいけれど、とっても便利)に宿泊していたので、ゆっくりめに7時40分ごろ到着(土曜日です)。
ぶらっとお魚見学。見た目につられてキンキとホッケを購入
朝市ってかなり早い時間から賑わっているイメージですが、8時少し前に到着したところさほど混雑しているようには見えませんでした。観光スポット化された観光客相手の市場だからでしょうか?2つの通路の両側にはお店がいくつも並び、買い食いもできそうなので「朝ごはんは何にしようかな~♪」とキョロキョロするものの、客が少ないせいかカウンターの中に人がいないお店も多く、結局買い食いを楽しむことはできませんでした。
この日は札幌への移動日でもあり何も購入する気は無かったのですが、美しいピンク色のキンキに見惚れていたらお店の方に声をかけられ…少し値引きしていただけるのと自宅に到着する頃に造りたてを送りますという売り文句に惹かれて、結局、ちょっとだけ値札より安くしていただき購入。大きなキンキ(1,000円)とホッケ(900円)、ボトル入りのイクラ(900円)を自宅に送りました。
うん、これで家族へのお土産はもう必要ないでしょう(笑)。配送料が高いし(確か2,300円位)観光ナイズされた市場と言うことでもしかしたらお魚も割高かもしれないけれど、手ぶらだし、どこで買うかも商品のひとつの価値であるかな…と観光気分を盛り上げ納得。
えきに市場の二階、500円丼の『二番館』で朝ごはん
小さい市場なのですぐに一周できてしまい、通りのほうにあるお店も覗くか迷っていると、二階に上がる階段が目に付きました。そこには『500円丼』の文字が。
朝食は「イクラとウニが乗ったどんぶり!」と決めていたので、隣の『どんぶり横丁市場』に行くことも検討していたけれど、市場内にあるならそれでいいか…と2階の『二番館』(にばんかん)へ。
早速、『ウニ・イクラ丼』(1,800円)をオーダーします。結構広いスペースで半分ぐらいを占めるお座敷は空いているものの、テーブル席は7割がた埋まっています。日本の方より海外からのお客さんが多そうな雰囲気です。
『ウニ・イクラ丼』のドンブリは直径11cmほど。白いご飯がイクラから透けて見えるので量はとびきり多いというわけではありませんが、色が鮮やかでとにかく美味しそう。ウニは若干水っぽい気もしましたが、どちらも食べすぎるとクドくなり、場合によっては気持ち悪くなる代物…。この大きさ・量でちょうど良いのかもしれません。
何よりも白いお米が美味しいのが良かった!ご飯をたくさん食べるドンブリだからこそ、お米の味や炊き具合は大事ですよね。
朝食の後は美味しいコーヒーを飲みたい…『十字屋珈琲』
2階でウニ・イクラ丼を朝食にいただき満足しましたが、今度はコーヒーが飲みたくなった…ということで、先ほど通りがかりに気になっていた市場内にあるコーヒーカウンターへ。
『函館十字屋珈琲』(はこだてじゅうじやこーひー)は昭和初期から函館で自家焙煎珈琲豆を販売している老舗だそうです。本店(十字屋食料品店)は金森赤レンガ倉庫近くにある十字街にあるそうで、自家焙煎珈琲のほか、CHIMAY(シメイ)や修道院ビール(トラピストビール)などのクラフトビールもボトルで販売しているそう。
結構深入りとのことなのでカフェラテにしました。味がしっかりとして美味しいのですが、後から「カフェラテにしたら、珈琲そのものがどうなのかわからん!」と当たり前のことに気づいて、若干後悔(笑)。
こちらのカウンターでコーヒーを飲みながら(もちろん、サッポロクラッシックもありますよ!)休憩するのには、もう一つメリットが。カウンターの上に地元の観光系雑誌が置いてあるので行動計画を立てるのにぴったり。私もスタッフさんに質問したりしながらこの後の街歩きの計画を立てました。
国内の観光に慣れている方は朝市や市場は、観光化しすぎてイマイチと思われるかもしれませんが、私は逆に日本でも海外でも「市場」と聞くと行ってみたくなるのです。なんででしょう?食べ物に溢れているからかな?(笑)
函館朝市えきに市場(はこだてあさいちえきにしじょう)の私的評価
- おひとりさま度
- ★★★★☆のんびりぶらぶら
- リピーター度
- ★★☆☆☆次は別のところを覗くかなぁ
函館朝市えきに市場(はこだてあさいちえきにしじょう)の情報
- 公式サイト
- いか釣りの函館朝市駅ニ市場(イカ釣堀・えきに市場)
- 期間
- 通年
- 入場料
- 無料
- 禁煙/喫煙
- 禁煙
- 住所
- 北海道函館市若松町9番19号
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