ある日スーパーに行ったら、豚バラ肉がタコ糸で縛ってあるパックが売っていました。昔、クリスマスなどに母がローストビーフを作ってくれたときに見たよなぁ…なんて懐かしくなって(肉の種類が違うけれど)衝動買いしてしまったので、豚肉を紅茶で煮る『豚紅茶』を作ってみました。
検索したらかなり沢山のレシピがありましたので、いくつかの良いところを真似して、ちょっとアレンジしつつ何度か試してみました。結構美味しくできるのに、前日に作っておけるところが魅力的ですね。持ち寄りのホームパーティーなどでも重宝しそうです。
カンタン紅茶豚の材料
紅茶は茶葉により出方が異なるので、メーカーによってはもっとあってもいいかもしれません。普段購入されている紅茶でまずは試してみるのが良さそうです。
私はその時目についたものを購入したり、頂いたものを使用しているので結構ラフ。でも濃いめになるようにしています。
- 豚バラ
- ブロックで350g程度
(最初から紐で縛ってあるものが便利。しっかり形作られるので縛ってあるほうが好きです) - 紅茶の茶葉
- ティーバックなら4パック、リーフティーならティースプーン山盛り4杯程度(茶こし袋に入れる)
(種類を混ぜても可。あるレシピに「チョコレート&オレンジピールが合う」とあったので、ダージリンやアッサムと2:1で使用) - 水
- 800cc
- ウイスキー
- 大さじ3
(ウイスキーは家にあったものを。無ければ飲みかけの白ワイン、料理酒でも。安いもので良いです) - しょうゆ
- 大さじ5
- はちみつ
- おおさじ2(味が濃いめのクセのあるものをチョイス)
- にんにく
- ひとかけ
- 岩塩・胡椒
- お好みで適量
カンタン紅茶豚の作り方
1:豚肉が浸りそうなサイズの鍋にお湯を沸かし、沸騰したら10分茹でる
豚バラ肉、ぎりぎりサイズの小ぶりな鍋がいいです。深さは欲しい。
2:茹で汁からあげて水けを切り、分量の水を鍋に沸騰させ、紅茶の茶葉、ウイスキー、しょうゆ、はちみつ、にんにくを入れひと煮立ちさせる
同じ鍋を使う場合は、面倒でも一旦、きちんと洗いましょう。
3:紅茶を取り出し、豚バラ肉を入れて20分中火で煮る
紅茶は苦みが出るので、入れっぱなしにすると味が落ちます。
4:粗熱を取ったら煮汁ごとジップロック(もしくはタッパ)に入れて、数時間から一晩置く
濃いめに作っているので5、6時間置けば十分かも。
味を濃いめに作っているとはいえそれだけでは物足りないので、煮汁を煮詰めて塩コショウで味を調えてソースにするのも良いです。小さく切ってポテトサラダに入れたり、マヨネーズと青菜を添えてサラダに入れても美味しいです。
因みに…縛っていない豚バラ肉でするとこうなります(笑)。
カンタン紅茶豚を作った感想
下準備も楽で時間もかからない上、冷蔵庫で適度に寝かせてからというのが前日に作っておけて便利です。(逆にすぐ食べたいときはどうなんだ…という課題がありますが)紅茶なのでお酒をウイスキーにしたのですが(よく入れて飲むので)、一般的なレシピでは白ワインが多いですね。赤(スパイシーな紅茶と合いそう)でやってみても良いかもしれません。
お年寄りにも、子どもにもウケの良いメニューです。バジルソースやケチャップ、粒マスタードなども添えて、味のバリエーションを楽しめるのも良いところです。
今回は縛られた豚バラがあったのが良かったのですが…因みに、最近自宅近くのスーパーでは「皮付き」の豚肉が売っているのですが、皮って取り去るしかないですよね?利用ってしないですよね…?イギリスやニュージーランドで、豚肉の皮には結構苦労したので(分厚いは、ときには毛が付いてるわ)、皮付を購入する勇気が無いです。
カンタン紅茶豚のレシピ私的評価
- カンタン度
- ★★★★★調理らしい調理をしていないような
- 時短度
- ★★★★☆すぐにできますが、寝かせるのですぐに食べられない…で、減点1
- お酒に合う度
- ★★★★☆私は濃い味にしちゃいますが、薄味にしてソースで調整でも
- 万人度
- ★★★☆☆これ、嫌いな人いらっしゃるかなぁ…?
- リピーター度
- ★★★★★豚バラ見たら、作っちゃいそうです