テレビの情報番組で何度か見かけて気になり夏ごろに水道橋店に行ったので、系列店としては2店舗目です。驚いたことのい参加者の6人中2人が「ラム食べたこと…ないかも」と。すでに一般的なお肉と思っていましたが…そうでもない?!
因みに、ラムの定義は国により異なるそうです。本場ニュージーランドでは以下のように区別ですが(Wikipediaより)日本では「ホゲット」は聞きませんから、ラム以外がマトンなのかもしれません。
- ラム
- 生後12か月で永久門歯がない雄または雌の羊
- ホゲット
- 永久門歯が1から2本の雌または去勢された雄の羊
- マトン
- 永久門歯が2本より多い雌または去勢された雄の羊
網焼きなのに、ジンギスカン?!悟大なのにビアホール?!
『羊肉酒場 悟大』(ひつじにくさかば ごだい)は、東京を中心に10店舗ありますが『北海道ジンギスカンビアホール』なのは八重洲店だけ(2017年12月現在)。東京駅の八重洲口から大通りを渡ってすぐにあるビルの5階にあり、あまりビアホールという感じではありませんが、水道橋店同様に昭和レトロでちょっとシャビー感を出しつつも、清潔で明るい店内です。ビルの中なのにガンガン焼いて、煙だらけにならないんだろうか…など心配していましたが…ホルダーで下げられているワイングラスもきれいです。コートや荷物を入れるビニール袋がありますので臭い移り対策もばっちり。
初めて『羊肉酒場 悟大』(ひつじにくさかば ごだい)に来て驚いたのは『ジンギスカン』と聞いていたのに網焼きなこと。『ジンギスカン』の由来には諸説あるようですが、元々は中国では鍋料理で、日本的に考えるなら鉄板焼き料理のようです。(小さいころ父に「ジンギスカンが被っている帽子のようなカタチの鉄板で焼くから」と教わったような気がしますが、ネットで探してもその説はありませんでした・笑)
網焼きなのでジンギスカンではない…と言えるのかもしれないですが、なかなか美味しいので料理名はもうヨシとしましょう(笑)
さて『北海道ジンギスカンビアホール』ですが、他の店舗と違い八重洲店はサッポロビールの銘柄が多数あります。エビス、琥珀エビス、エビススタウトなど。実は今回八重洲店にした理由のひとつはビールの豊富さだったのですが…ちょうど来店時にキャンペーンでビールが安くなっており、そこにはエビスが含まれないということなので結局は普通にサッポロ黒ラベルしか飲まなかったのでした(あとはワインにしました)。残念過ぎる…。
オススメは後付けのラムチョップと特上肩ロース。ミディアムレアで
この日、選んだ焼き肉用の羊肉のラインナップです。
- 生ラム 特上肩ロース
- 生ラム ラムチョップ
- 粗挽きラムソーセージ
- 味付けジンギスカン マトンロース
- 特上タン
- セセリ
「希少部位」を選ぶとき、羊のどこの部位か解らず…水道橋店は店内に大きな部位マップがあったのですが、ここはなく…お店の方にあれこれ聞いて選択しました。
私のおススメは『生ラム 特上肩ロース』!「生ラム」というのは、一度も冷凍していないお肉のことを言うそうですが、今まではラムチョップばかり食べていたのですが、肩ロースのほうがお肉が滑らかで甘みが強い気がします。こちらは一皿に2切れで850円(税抜)。
ラムチョップもかなり厚めですね。最近はラムチョップをウリにしているのに薄っぺらいお店が多いのですがこれは満足!何もつけなくても旨味で十分にいただけてしまいます。
マトンも全員でいただきましたが、みんな大絶賛!「羊=クセがある」「マトン=臭みがある(ラムならいいけど)」みたいな固定概念がある人が多いように感じますが、鮮度が悪かったり、解凍の仕方や調理方法がまずかったりした場合ではないかな、と思います。
焼かずに食べられる羊(ラム)料理もいろいろ
『羊肉酒場 悟大』(ひつじにくさかば ごだい)に来て必ずいただきたいのが、焼肉以外のラム料理。特におすすめは前回食べた『ラム茶漬け』なのですが、食べながら「ニュージーランドのカフェの人にこの調理方法を教えてあげたら、本場でも大人気になるのではないか…」と考えたほど。
唐揚げの『ラムザンギ』も『ラム餃子』(あれ?写真が無い)もおススメです。
最後は女子会らしくデザートで〆てみました。酒のみだけで出かけると最後までお酒なんですけれど…たまには(笑)
店内のインテリアはあくまでも「酒場」の演出で、ガタガタしていたり重ねてあるだけなんてこともなく座りやすいです。若干、オーダーし過ぎるとテーブルが狭いのが難点…ぐらいでしょうか。
羊好きなら、美味しい羊が食べてみたいなら是非、とおススメできるお店です。