【静岡】富士山のおひざ元。ブルワリーレストラン Mt.Fuji Brewing（マウントフジブリューイング）@富士宮,西富士宮

大人のクラフトビール遠足の2日目。1軒目は富士山本宮淺間大社のお向かいにある『Mt.Fuji Brewing』（マウントフジブリューイング）です。

富士山本宮淺間大社から徒歩1分。Mt.Fuji Brewing（マウントフジブリューイング）

JR身延線の富士宮駅で下車すると、1日目に負けないほど素晴らしい青空が広がっていました。

『Mt.Fuji Brewing』のオープン時間は11時なので、「まだ少し時間があるね…」と向かったのは、『Mt.Fuji Brewing』のお向かいにあるらしい富士山本宮淺間大社です。

当日は天気は良かったのですが、山頂付近の雲が多いのと、2月なのに雪が少ないのと…。

富士山の写真を撮ったり、お参りしたり、庭園を散歩したり。

富士山本宮淺間大社の湧玉池。川も池も驚くほど水が澄んでいます。

なんでも『Mt.Fuji Brewing』は富士山の湧き水を使用しているとか。首都圏ではないので水がきれいだろうとは思っていたけれど、通る川、池、すべての水がとても美しくて、否が応でもクラフトビールへの期待が高まります。

大社庭園内の湧玉池を抜けて、信号を渡れば、すぐ。

11時ちょうどに『Mt.Fuji Brewing』の入口に到着し、スタッフさんを急かすように中に入って行きました。

立地を活かした素晴らしいブルワリーレストラン

その日最初の『Mt.Fuji Brewing』の客となった私たちは、3人なのに広々とした席に案内していただきました。素敵な店内で、それだけでテンションアップ（笑）。

カラス張りの明るい店内。通路も広くて動きやすそう。富士山本宮淺間大社の鳥居が見えます（その一）。

こちらはお水のセルフサービスと、ランチセットについているドリンク類。セッティングも美しい。

最初『Mt.Fuji Brewing』の店内を見ているときは「この方向じゃ富士山は見えないね」なんて少し残念がっていたのですが、よくよく見ると工夫が素晴らしい。

富士山本宮浅間大社側の大きな窓沿いに、大きなテーブルが並んでいます。富士山本宮淺間大社の鳥居が見えます（その二）。

大きな窓から富士山本宮浅間大社を眺めつつ、ゆっくりと食事ができる工夫が素晴らしい。

ブルワリーレストランは少し地面を上げて建てられているので、窓が大きいにも関わらず、道行く人と目が合わない＆富士山本宮浅間大社がよく見えるようになっています。さらにテンションアップ（笑）。

クリアなクラフトビールは目でも楽しむ

嬉しいのは、オリジナルのクラフトビールが5種類あったのと、ブルワリーレストランのランチタイムなのに、アラカルトメニューが選べたこと（ランチを出しているレストランの中には、ランチしか食べられないところもあり、たまにガッカリするのです→米やパンは不要なので）。

5タップすべて並べてみました。あまりこういうことをやる人がいないのか？スタッフさんとてんやわんや。

オリジナルクラフトビールの名称を見ていて、色の名前を付けているところがとても私好み。サイズはM（400ml 710～780円税別）にしてみました（「支子富士」のみワンサイズ[310ml]で590円税別）。

• 柑子富士 [Mt.Fuji Brewing] IPA 6.5%
• 山吹富士 [Mt.Fuji Brewing] PALE ALE 5.0%
• 支子富士 [Mt.Fuji Brewing] PILSNER 5.0%
• 琥珀富士 [Mt.Fuji Brewing] BELGIAN WHEAT 5.0%
• 黒鳶富士 [Mt.Fuji Brewing] STOUT 5.0%

流石、富士山の湧き水！なんてビューティフル！色もきれいで、名前の通りの色合いなので、どれがどれかごっちゃにならないのも良いです（笑）。

全体的に『Mt.Fuji Brewing』のクラフトビールはスッキリさっぱり。良くも悪くも優等生なクラフトビールだと感じました（癖も無く飲みやすいし、どれも美味しいけれど個性は弱め）。個人的には、ペールエールっぽくないと感じた「山吹富士」が好みでした。逆に、スタウトである「黒鳶富士」は度数が低いせいかさっぱりしすぎていて、スタウト好きとしてはちょっと残念な感じ。

グラスにはしっかりとロゴが入っています。ここも上がるポイント。

クラフトビールに合う、しっかりおつまみでランチ

さて、『Mt.Fuji Brewing』は本日の一軒目なのでフードも頂きます。前述しましたが、ランチメニューがしっかりとあるにも関わらず、アラカルトのおつまみメニューが選べるのは、呑兵衛には本当に嬉しい限りです（周囲にはざわざわとお客さまが増えて来ましたが、どちらかと言うとランチ目当てのご婦人グループが多いようです）。

「富士宮発祥・茹で落花生」480円（税別）

意外に食べでがあった「茹で落花生」。あまり食べたことないのですが美味しかった！（でも食べすぎるとアトピーが酷くなる体質?）

「ソーセージ盛り合わせ」680円（税別）

とても美味しかった「ソーセージの盛り合わせ」なんですが、『盛り合わせ』というからには、これは2種類以上あったのでしょうか…（イヤ、ナイ）。

「シェフのオススメ ムール貝の香草焼」1,280円（税別）

以前はクラフトビアバーというと必ずあったムール貝ですが、最近はあまり見なくなったよね…とオーダーした「ムール貝の香草焼」。こちらの料理の多くは窯焼きになるので、スキレットの中に置かれた石もスキレットもアツアツで、大変美味しい一品でした（コスパはこの際、置いておく）。

Mt.Fuji Brewing ではカウンターにも座りたい

クラフトビールも料理もしっかりと頂いて（料理に関しては次もあるので控えめですが）、次のクラフトビールに向かいます。

帰り際に通りかかった醸造設備前にあるカウンターが素晴らしかった！

店内奥にある醸造所と、その前にあるカウンター。一人で楽しむビールファンもいらっしゃいました！

『Mt.Fuji Brewing』では、醸造所前のカウンターでボトルビールの販売もしているのですが、そのカウンターをぐるりと見まわしてみると…。

店内から続くように伸びたカウンターが外にも。

観光地に近いブルワリーレストランでありながら、一人で飲めるカウンター席もあり、しかも店内に入らずとも気楽に飲める外席ありと、素敵です！

2月初旬はまだ寒いのに、日差しが強すぎます…。花粉も真夏も避けて、座りたい。

次回は是非、この外のカウンター席に座ってみたいと思いました。

ごちそうさまでした！

入り口から撮影した写真にも鳥居が（その三）