「『西池袋マート』っていうクラフトビアバーが池袋にできたらしいよ!」と小耳にはさんでネット検索して、なかなか見つけられなかったお店(笑)にようやく行ってきました。
同僚は『西池袋マート』(にしいけぶくろまーと)と言っていたのですが、それはおそらく『にしいけまーと』(Nishiike Mart)という読み方で、しかも店名は『スナーク リキッド ワークス』(Snark Liquidworks)らしいという(笑)。
場所を伝えるなら、池袋というより要町だし(笑・池袋駅西口からなら15分ほどで歩けるけれど)。
西池袋マート(NishiikeMart)とは
東京メトロ有楽町線要町駅から徒歩3分ほどにある西池袋マート(にしいけぶくろまーと)は、昭和に建てられた地元のショッピングエリアだったそうです。老朽化に伴い、2019年2月に改装オープンして、名称は『NishiikeMart』(にしいけまーと)に。
その中に、代々木のビアバー『Watering Hole』(ウォータリングホール)を運営する藤浦さんが醸造を担当するブルワリー&ビアバー『スナーク リキッド ワークス(Snark Liquidworks)』が開業。ビアバーを中心にローカルなラジオ局やギャラリーなど、コミュニティスペースを展開しているそうです。
小さい時祖父母の自宅がこの辺りにあった(私の本籍地は要町)のですが、その記憶の中に残っていない『西池袋マート』は、その建物から小さな市場のようなもの…だったのではないかと想像します。
『西池袋マート』(Nishiike Mart)のホームページには「個性のないまち、西池袋エリア。」とありましたが、池袋からすぐなのに高い建物が無く古い住宅が残り、細い路地が入り組んでいるこの町の雰囲気を個人的に気に入ってます。祖父母宅の周りに画家など芸術家が多く住まれていたのも、憧れの要因の一つなのかもしれません。
スナーク リキッド ワークスのオリジナルビールが2種類!
まだ明るいうちに辿り着いたので、周囲をキョロキョロしてから、いざ暖簾の中へ。
店内には3組のお客さんがいらっしゃいました。テーブルでがっつり食べているグループ、クラフトビールだけを楽しむ男性の二人組、お散歩帰りっぽい?私より年齢が上そうなご夫婦といった感じです。
お会計はキャッシュオンということなので、まずはカウンター席に荷物を置いてキャッシャーへ。
本日のクラフトビールは『スナーク リキッド ワークス』(Snark Liquidworks)醸造のオリジナルビールを2種類とゲストビール1種類です。
- #003 Extra Ordinary Bitter [スナークリキッドワークス] BITTERr 4.0%
- #002 $_SESSION(ダラーアンダースコア セッション) [スナークリキッドワークス] SESSION PALE ALE 4.5%
- #71 Sugi Daddy Brut [TKBrewing] BRUT IPA 7.5%
度数も低くかなり軽めでさっぱりとした、ビター。それなに苦味が喉に残る感じが意外。ハーフサイズ650円、レギュラーサイズ800円、USパイント1,100円です(いずれも税込価格)。
席に座ってタップを探したんですが、カウンターの上に一つ置いてあるのに(笑)壁にはなく…と思ったら、カウンターの中に簡易的な箱型のサーバーが置いてありました。まだ工事中なのかな?
フードはアジアンチック?スパイシーな天ぷらが気になる
カウンター席に座ると、目の前にはシルバーのタンクが目に入ります。ガラス窓が小さいせいか、何か昔の小学校のガラス窓を覗き込むような雰囲気(なんとなく分かってください…)。
フードメニューは黒板に書かれていて、無くなったものから消えていきます(笑)。
ブログなどではカレーが美味しいとのことだったし、ちょうど個人的に話題に上っていた「ビリヤニ」(インドやパキスタンの炊き込みご飯)もあって悩むのですが、クラフトビールと辛いカレーを一緒に食べると、ビールの味がわからなくなってしまうので、ここは我慢。
今まで食べたことがないであろう『パコラ』(スパイシー天ぷら・1,000円税込)にしました。書いてある野菜から3種類選びます(おくら、ウド、青バナナ)。
ちょうどビールも無くなったので、2杯目『$_SESSION』(ハーフ650円税込)もいただきます!
ここで失敗したのが、「スパイシー天ぷら」は私の想定よりもスパイシーだったこと(笑)。素材に特徴があるものを選んだので負けてはいないのだけど、衣もスパイシーな上に、ソースもスパイシーで?
クラフトビール屋さんでスパイシーな料理を出すお店は多いですが、今のところ「それに合ったクラフトビール」って飲めた実感があまりないのです。毎回、ビールが負けちゃう感じ。美味しいんだけど、何かちょっともったいないと言うか。
『Sugi Daddy Brut』(ハーフ700円税込)が香りも華やかなIPAだったため、喉がとっても刺激的です(スパイシーなのは好きなのですが…どうなんだろう、辛いモノにはピルスナーとかがいいのかな?)。ごくごくといただいてしまいました。
で、辛いんだけど美味しいので、いただいたアドバイス通り、ソースだけをおつまみとして「何が入っているのかな?」なんて思いっきり想像力を働かせながらチマチマ食しました(正直スパイス類はあまり詳しくないので、まったく分かりませんでした。ちょっと山椒と柚子胡椒みたいな味)。
帰り際にカウンターの女性にオリジナルビールは今後増える予定か伺ったところ、すでに3つ以上つながるときもあるとか。
「Watering Hole(ウォータリングホール)の藤浦一理がやってるんだよ。」と知ったときは、「やっぱりWatering Holeで造るのなくなっちゃったのか~」と少し残念に思ったのですが、今後の『西池袋マート』(Nishiike Mart)に期待したいです。
Watering Hole(ウォータリングホール)飲み屋?社交場?動物の水飲み場?で6周年ビールをいただいてきました@東京, 代々木, 新宿, 新宿三丁目
スナーク リキッド ワークス(Snark Liquidworks)の私的評価
- おひとりさま度
- ★★★★☆カウンター席は少なめですね。スタッフさんとお話しする隙もなく
- カウンターの居心地
- ★★★☆☆広々していて良いですが、眺めが残念
- ビールの種類
- ★☆☆☆☆醸造所が広いのでこれから増えることに期待
- お料理
- ★★★☆☆これは個人的なチョイスミスもありますが
- Fish&Chips
- ☆☆☆☆☆
- リピーター度
- ★★★★☆個人的に行きやすいのと、行くまでが楽しいのと
スナーク リキッド ワークス(Snark Liquidworks)の情報
- 公式サイト
- Snark Liquidworks – スナーク リキッドワークス
- ネット予約
- (電話表記もなし)
- タップ数
- (つながっていたのは3種類)
- 本日のビール
- (Facebookありますが、毎回は載っていません)
- ハッピーアワー
- 無し
- ひるビ(昼飲み)
- 可(月~木ランチ営業有り、金・土は15時から)
- 晩酌セット
- 無し
- テイスティングセット
- 無し
- グラウラー(Growler・グロウラー)対応
- (要確認)
- カウンター
- 7席/約30席ほど?
- 電源(コンセント)
- 無し
- ライティング
- 暗め
- チャージ/御通し
- 無し
- 禁煙/喫煙
- 禁煙
- 住所
- 東京都豊島区西池袋4-19-14 西池袋マート
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