スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）馴染み深いSVG。ボトルで買えないクラフトビールを楽しむ@東京, 代官山

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）モダンでカッコいい全景。タンクが2階に見えるのは珍しい！

いつもオンラインショップで購入しているスプリングバレーブルワリーの商品に付いていた「『Special Thanks Beer』引換券」（お店でも配布していたそうです）を利用させていただくのが目的です。

雨の中歩いてお店に到着すると、全景を撮影している人がいました。存在感があってお洒落なので、なんとなく入る前に撮りたくなってしまいますよね？！

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スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）店内では銀色に光る醸造タンクを眺めることができます

『スプリングバレーブルワリー』の歴史

『スプリングバレーブルワリー』（Spring Valley Brewery・SVG）は「日本で初めて産業として継続的にビールを製造した『日本ビール産業の祖』」と言われるウィリアム・コープランドが1870年に横浜で開いたビール醸造所の名前です。コープランドが手放したビール醸造所をジャパン・ブルワリーが買い取り、その後キリンビールへと変遷していくのですが、1990年代の地ビールブームにのってキリンの横浜工場内にスプリングバレーブルワリー（醸造所）が再建されました。

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）結構大きな建物の1/3位が醸造施設でしょうか

『スプリングバレーブルワリー』はキリン株式会社が運営しているため、安定かつ製造量も多く、オンラインショップでいつでもレギュラーのクラフトビールを購入できるため、私にとってはかなり身近に感じるクラフトビールです。

2015年にクラフトビール専門の醸造施設とレストランが併設された『スプリングバレーブルワリー東京』（Spring Valley Brewery TOKYO）が開業したときにかなり話題になりましたが、なんとなく来ないまま3周年を迎えていました。

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）広い店内。カウンターのほか、一人でも座りやすい名がテーブルもあります

3周年の「Special Thanks Beer #2」をフィッシュ＆チップスといただきます！

まずは引換券で3周年の限定ビールをオーダー。まだ友人が来ていませんが何か軽く食べようとメニューを見ていると…あるある『特製フィッシュ＆チップス』（2ピース・900円税込）。

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）3周年の限定ビール「Special Thanks Beer #2」はレギュラーサイズ！

「Special Thanks Beer #2」は、国産ホップIBUKIを使った、度数6.5%のエールビールです。甘みも苦味もあり、かつ濃くて私好み。

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）『特製フィッシュ＆チップス』は2ピースと4ピースあります

レギュラービールであるピルスナーの『COPELAND』（コープランド）を衣に使っているそうです。モルトビネガーがとっても嬉しいのですが、細いポテトがちょっと残念。小さく切ってあるタラですが、身も衣もふんわりしていて王道という感じではないですが美味しいです。あまり脂っこくないのが良いですね。タルタルソースは私には酸味が強すぎるのとゴロゴロ感が無いので、いつもする「タルタルソースだけおつまみ」には少し向かなかったかもしれません。

食べたいフードが沢山！クラフトビールも個性は揃い！

友人が合流して、本格的に飲む＆食べるタイムです。2杯目は『セゾンアールグレイ』、3杯目は『DAIKANYAMA IPA』（ダイカンヤマIPA)。どちらもお店でしか飲めないビールです。

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）『セゾンアールグレイ』、お茶系好きだから期待したんですがセゾンに負けちゃってる

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）IBU50なのですが、期待したほど苦みを感じない、IPA

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）お得感のある『SVB特製シャルキュトリ盛り合わせ 5種盛り』は1,800円（税込）

面白いのがビールを使っているものがあること。『JAZZBERRY』（フルーツビール）を使用した自家製パテ・ド・カンパニュー、『on the cloud』（）を練り込んだ自家製ポークリエットなど。最初に量を聞いたら「メニュー通り4ピースずつ」と言われたのですが、グアンチャーレが3つしかないとか、サラミっぽいのが多いとか…個々の数が異なる盛り合わせって、どういうコンセプトなんでしょう？

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）ボリューミーな『自家製ベーコン』（900円税込）

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）『ケールのサラダ』（ハーフ・800円税込）

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）『白アスパラガスのビスマルク』（1,600円税込）

どれも工夫があって、それなりに美味しい…感動するほどでは無いけれど、メニューを見てるとあれもこれもと食べたくなってしまいます。メニューの作り方も大事ですね。

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）レギュラー6種のビアフライト、夕食時は1,300円（税込）

全部飲んだことあるからどうしようかな？と思いつつも、折角なのでレギュラー全部が一遍にいただけるビアフライトもオーダーしました。私が一番好きなのは、すっきりとしてでも味がしっかりしている『on the cloud』。

スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）最後に友人が飲んでいた『SOUR Guava』も味見して

限定の『SOUR Guava』もいただきました。まさにグアバ！という感じなんですが、何かに似ている…なんというか、ランビックっぽい。

これだけ多くのビールがあるので、もっと極端なものがあってもいいのでは！ポーターとかチョコレートとか！と思ったりもします。特に黒系が一つしか無いのは残念ですが、レギュラービールの中に好きなものがあるので、やっぱりボトルも買ってしまう（笑）

サービスに関しては少しスマートでない部分もあると感じるのですが、それは200席以上あるお店ではもう、仕方が無いのかな～という感じですね。

日頃、小さなビアバーのカウンターで飲んでいると、そういった部分に物足りなさは感じますが、選ぶ楽しさもあるしお得なコースメニューもあるので、大勢でワイワイ飲むときにはとても頼りになりそうです！

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スプリングバレーブルワリー東京（Spring Valley Brewery TOKYO）美しく並ぶタップ！あれ？ビールの数が合わない…この日のタップは13種類でした