東西に伸びるアルカラ通りを渡り、アルカラ門(Puerta De Alcalá)を眺めつつ辿りついた『Arahy』(アラフィ)は、立地的にもインテリア的にも高級感が漂うお店です。
カジュアルなバルとはまた違った素敵さ。最後の夜はゴージャスに!
インテリアの素敵さにも目を見開きますが、先に食事を楽しんでいるお客さんたちがなんとなくオシャレ。旅行者というよりは、地元の人がビジネスディナーや何かのお祝いに利用している雰囲気です。
高級そうなお店なのですが、一人29,95€でオードブルとメインを一品ずつ選ぶという、意外な料金設定でした。3人でメニューを食い入るように見つめ、取り合えず被らないようにオーダーをしました。飲み物はまずはグラスでCAVA(@5,50€)、そのあとに白、赤とボトルをオーダー…(24,00€のJOSE PARIENTE BARRICと、35,00€のJOSE PARIENTE CUVEE)飲み干す。
マグロメニューが多いですが、最後はお肉が食べたくて
中央の魚のオブジェもマグロなのでしょうか?メニューを見る限りではマグロが多い印象です。
これはアーティチョーク好きな私のオードブル。シンプルに塩で窯焼きした料理(アルカチョファス・ブラサ ALCACHOFAS BRASA)。シンプルでもスペインの野菜(?)はとても美味しいなと思います。ただ、量は半分で良いかも…(3人でシェアしたので、今回は楽勝ではありましたが)。
「一番、前菜っぽい!当たりだよね!」と評判だった(笑)「CANELON DE GAMBA」(エビのカネロニ)。スペイン料理って何となく味が濃い印象だったんですが、色々食べると素材の味がしっかりするなぁと。これはまさに、エビ!(=GAMBA)
これが「BOCADILLO DE ROPAVI」かな?(レシート見ながら料理名入れてます…)。「前菜っぽくない!美味しいけど!!」と言いながら食べていたパニーニ(?)。
「TARTARE DE AOLOMILL」。「SOLOMILLO」はオンライン辞書で見たら「サーロイン」でしたが、まさにそのままで良いものかは?「牛肉のタルタル」だと確信してオーダーした一品。お肉の味が濃くて赤にも白ワインに合う一品。
「TARTARE DE ATUN ROJ」。「ATUN」はまぐろなので、そのまま「マグロのタルタル」。血合いなどの生臭さが無い、美味しいタルタルです。
こちらはどう見ても肉!料理名はずばり、「SOLOMILLO」。因みに、スペインの牛肉は焼くと味も歯ごたえもしっかりですが、そこが美味しい。
こちらは中央のディスプレイに一緒に置かれていた高級トマト。塩だけで食べるのですが、スペインの日差しで味がしっかりして、水分が凝縮されたような実でした(12,00€)。
フォンダンショコラは「COULANT CHOCOLATE」。見た目も味も王道です(7,00€)。
ミルク入りのコーヒー「CAFE CON LECHE」(2,50€)。スペインは全体的にコーヒーがお安い気がします(スタバなどは入っていないのでわからないのですが…)。
入店したのは21時半過ぎですが(スペインでは普通のディナー開始時間)、結局お店を出たのは1時近くなってでした。この日本と比べると格段に遅いランチタイム&ディナータイムに慣れた頃、旅行者は帰国の途に着くのです…。
Arahy(アラフィ)の私的評価
- おひとりさま度
- ★★★☆☆バースペースがとても素敵なので、一人もありかも…
- カウンターの居心地
- ☆☆☆☆☆
- 料理
- ★★★★★家庭料理から一段上がったシーフード
- 飲み物
- ★★★☆☆ワインはなかなかのお値段
Arahy(アラフィ)の情報
- 公式サイト
- (公式サイト無し・検索するとTrip Adviserなどが出てきます)
- ネット予約
- 無し ※レストランの予約は電話で
- 昼飲み
- 可(ランチとディナーの間に休憩有り)
- カウンター
- 5席(バースペース)
- ライティング
- 結構、暗い
- 禁煙/喫煙
- 禁煙
- 住所
- Calle de Alcalá, 58 28014 Madrid España
こちらの情報は記事作成/更新時点のものです。休日・営業時間・その他、公式サイトで確認をしてからお出かけください