The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)その2:バーンズ・ナイト=本場の『ハギス』で偉大な詩人を称えよう!@東京, 飯田橋, 牛込神楽坂

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)本場のパブとここが唯一違う印象なのは、店内が外からクリアに見えること…

少し前に来たばかりのThe Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)に再訪です。

The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)では、頻繁にイベントを催していますが、参加するのは今回が初めて。

今夜は、バーンズ・ナイトです(本来は1月25日ですが、イベントは27日に行われました)。しかし…上手ですね、手書きのイラスト(笑)。

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)イベント前から、お店はぎゅうぎゅう

イベント開始まで、ビール飲むべし、パブフード食べるべし!

バーンズ・ナイト@The Royal Scotsmanの開催は、だいぶ前にFacebookで知ったのですが、前回来たに勢いで、予約をしていったのでした。予約しなくても参加できるイベントなのですが、座って食べたいなぁと思って。

イベントは19時からとのことなので、まずはビールとフードを一品。

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)常陸野ネストとのコラボビールをパイントで!

『英国スタイルのエール系』『パブのビール=ビター』『イギリスの伝統的なビール』『飲めるのは当店だけ』のフレーズに引き寄せられて選んだ『オリジナル・ビター』は、度数が3.6%ということもあって、軽く飲みやすくてゴクゴク行けます。

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)こちらは豚肉!まずは腹ごしらえ!

フードは食べたことのなかった、やんちゃ豚のロースト(1,300円 税込)。イギリスのパブでは絶対ないよね~という感じのバルサミコの味がする濃いめのソースが美味しいです。本場と違って、塩と胡椒で仕上げる必要はありません(笑)

そして、ハギスに備えての2杯めは、久しぶりの『よなよなリアルエール』で。

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)2杯めもパイントで頂いちゃいましょう。よなよな!

ハギス!ハギス!ハギス!!!

ハギスをご存知ですか?

茹でた羊の内臓(心臓、肝臓、肺)のミンチ、オート麦、たまねぎ、ハーブを刻み、牛脂とともに羊の胃袋に詰めて茹るか蒸したプディング(詰め物料理)の一種である。
(省略)
こってりしており、スコッチ・ウイスキーとともに供せられる。ウイスキーを振りかけて食べることも多い。1月25日の「バーンズ・ナイト(Burns’s Night, スコットランドの詩人ロバート・バーンズの誕生日)」ではバグパイパーに率いられた一団によりハギスとウイスキーがもたらされ、バーンズの作詩した『ハギスに捧げる詩』(Address to a Haggis) を歌い上げる儀式を執り行い、伝統的なメインディッシュとして供される。
引用元: Wikipedia:ハギス

私がこの料理を初めて食べたのは、狂牛病にざわついていた頃、留学していたロンドンのパブでした。「牛の内臓は食べないほうがいいぞ!」というのはなんとなく聞いていたので(とは言え、今のようなニュースソースはなく、聞きかじりの英語でどこまで正確に解っていたものか…)、じゃぁ羊ならいいだろうってことで、興味本位で口にしたのが始まりです。

結局、フィッシュ&チップス、キドニー・パイ、ヨークシャ・プディング等と並んで、大好物になったのですが、残念ながら日本ではハギス(簡易的なものを含めて)を食べられるパブは少なくなってきたようです。

The Royal Scotsman(ザ・ロイヤル スコッツマン)こちらはいつもの、ハギス。腸詰ではなくお鍋で作られてるんじゃないかな

Wikipediaを読むと、各国の首相がジョークに使うほど嫌われている…というか、恐れられているみたいですが、私個人はベジマイトやマーマイトのほうが、お近づきになれない感じです。

ハギスだけじゃない!イベントそのものが本場スコットランド風!

しばらく、友人と英国&パブ&ビールトークなどしつつ待っていると、バグパイプの音が!時刻はちょうど19時。

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)バグパイプの音が聞こえてきたと思ったら!(笑)

なんか、うやうやしくバグパイプの後に掲げられているものがありますよ(笑)

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)これが、羊の腸だ!

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)ハギス自体をそう思ったことないんだけど、結構グロい?!

よく、牛肉はいろいろな部位を食べたりしますが…似てる(当たり前かぁ…)。

本場スコットランドのバーンズ・ナイトの説明通りに、バグパイプの音の後は事前に各自に配布されていた、バーンズの作詩した『ハギスに捧げる詩』(Address to a Haggis) の詩の朗読です。すみません、この間私は、笑いが止まりませんでした…。

そして、これまたスコティッシュが持ち歩く刃先の短いナイフで、ずばっと切り裂きます!!…絞り出すのも、本式?!

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)これがハギスだ!!…と言ったら、食わず嫌いが増殖しそうです

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)一人ずつ取り分けてもらいます。ウイスキーは、LAPHROAING 10

前もって、一皿500円(税込)でチケットが配布されていたので、順番にハギスに近づくと、ポテトを添え、ウイスキー『LAPHROAING 10』をかけたハギスを受け取ります。

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)実は私が食べたのはこちら。同じ味だったのか、気になる…

因みに、ウイスキーはどんなのが良いのか聞いてみたら、スモーキーなものの方が合うとのこと。

私はのんびり、写真を撮ったりして遊んでいたので一つ目がなくなり、少し小ぶりな二つ目をいただきました。いつものハギスより、ちょっと少なくてお行儀も悪い感じですが、美味しい!

しっとり感がまず違う!いつものものよりオイリーというか、甘味と湿度がある感じです。欲を言うなら、もっとウイスキーかけたかったな…そして、二皿にするんだった!と、後悔の嵐(笑)

バーンズ・ナイト in The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)美味しいですよ!ハギス!!

The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)の私的評価

おひとりさま度
★★★★☆ちょっとカウンターの席数が少ないんですよね
カウンターの居心地
★★★☆☆イベントの時は上から見えて、いいかも、カウンター
ビールの種類
★☆☆☆☆ウイスキーも楽しみたいお店です
お料理
★★★★★本場パブフードをおひとりさまでも
Fish&Chips
★★★★☆スモールサイズも本格的!
リピーター度
★★★★☆席が空いているか確認して伺います

The Royal Scotsman(ザ・ロイヤルスコッツマン)の情報

公式サイト
神楽坂のビストロパブ【ザ・ロイヤルスコッツマン】
タップ数
6タップ
本日のビール
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ハッピーアワー
有り(平日の17時~19時)
ひるビ(昼飲み)
不可
晩酌セット
無し
テイスティングセット
無し
カウンター
5席/全30席(スタンディングを含む)
電源(コンセント)
無し
ライティング
落ち着いた明るさ
チャージ/御通し
無し
禁煙/喫煙
禁煙
住所
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3-6-28
東京都新宿区神楽坂3-6-28

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