アンドビールで、新しいクラフトビール醸造所を見せてもらった@高円寺

高円寺のアンドビールで恒例の（？）タンク移動イベントあったのはまだ寒い2月。その日は用事があって参加できなかったので、新しい醸造所も見せてもらお！！！と、空いてそうな時間を狙って今年初めてのアンドビールへ。

相変わらず曇りの日も目が覚める建物ですね。なぜか、アンドビールに行く日は、天気が悪い日が多いんだよなぁ。

拡張した醸造所はすぐそこ！高架下！！

訪問したのは、ランチのお客さんも落ち着く15時頃。お店に顔を出して安藤さん（奥さまのほう）がどこにいるか尋ねたところ、「あそこですよ」と店内から指さしてもらった先に…確かに見えます。こりゃ、近い。

醸造所拡張の話を聞いたときは、そんな場所目の前にあったっけ…？と思ったのですが、なるほど、線路の下！

開いていた扉から中を覗くと、細長い無機質な室内でマメマメしく動く安藤さんが。以前の醸造設備は店内からしか見たことがなかったけれど。お邪魔します！

広い奥行き！反対側には大きな冷蔵庫が2つ並びます（そっち、写真撮り忘れてた?）

床もタンクを置く側を上げて、排水設備もしっかりと作ってあります。これは思ったより本格的で手間がかかっていそうだなと。

でも、世の中、何事もタイミングって思うのは、今回のアンドビールの醸造所拡張もそうなんですよね。以前の醸造設備はお店の中にあって便利でもあったけれど、ちょっと…いえ、かなりぎゅーぎゅーな印象でした。

奥にある3つのタンクが、以前からある250Lのタンク。

1周年を迎える前に拡張なんて「なんで、もっと広いところ最初から選ばなかったんだろう」とは思ったりしたけれど（笑）、偶然大家さんに醸造所の課題を話したところ良い物件があるよと紹介されたとか。決断が速いのも安藤さんならではと思うけれど、うん、なんかやっぱりタイミングが良いんでしょうね。

こちらの糖化釜と煮沸釜は見えなかったけれど、以前からあったものと思われます。うーん、開放感でしょうねぇ。

ざっと見て、醸造できる量は以前の2.5倍ぐらいでしょうか。これは楽しみ。この日は引越のときにタンクを空にしておく必要があったのでオリジナルビールは1種類しかないということだったのですが、これから色々チャレンジングなビールが楽しめそう。

どんどん新しいことに挑戦して、進化して楽しませてね。

まだ寒いから、ストーブも働いてます。…タンクの温度ってもっとハイテクに上げるもんだと思ってた…。

高円寺のこのお店だけではなく、ほかのビアバーやイベントでガンガン飲める日も遠くなさそうですね。今は、『木島平村Hard Cider』と『Hinoki Bitter』、そしてヴァイツェンの仕込みに入っているそうです。

店内は改装して、かなりゆったり広々

さて、お店に戻ります。旧醸造施設は改装されて、キッチンとテーブル席のスペースに変化していました。

もともとあったテーブル席は、かなりゆったり席に。

醸造タンクがあった場所には6人席と拡張されたキッチンが。

カレーを出しているので大きな洗い物も多いと思うけれど、キッチンも大分作業もしやすいものになったそうです。客席だけでなくスタッフが動き回る作業スペースが改装できたのは、かなり作業効率的にプラスになった模様です。

倉庫になっていた扉も取り外され、4人用テーブルが2つ。こちらもゆったり。

全体的にかなり広々とした印象です。テーブルとテーブルの間隔にも余裕があるので、グループでも落ち着いて楽しめそう。

こちらが一番最初の設計図（お店に飾ってあります）。そっか、まだ倉庫になる前だから、今と近いのか。床下はかなり補強しているってことなのかしら？

もちろん、ビールもいただきます！

さて、まだ16時前なので軽く飲ませていただこうかなとカウンターへ。この時間のアンドビールは本当に穴場でのんびりしちゃいます。

この日、唯一のオリジナル『SESSION IPA #37』。軽くてぐいぐい飲めちゃう一杯。

「これ、タップって増やせるの？」って聞いてみたら、「まぁ、増やせると思うですけどね…」と。でも、このバランスが可愛いよね。

2杯目は『Koenji coffee stout for outsider』。同じ高円寺アパートに入っているコーヒーショップとアウトサイダーとのコラボ。とても私好みのコーヒースタウト。

ラストはチョコレートを頂きながら味わったImperial Stout。

この日はなんとなくスタウト付いていたんですが、どれもとても美味しかった！満足！

今回は空いている時間にお邪魔したのでランチは別のお店で食べてしまったんですが、また落ち着いて食事をいただきながら飲みたいです。

6タップ、オリジナルで埋まるのを楽しみにしています！

そしてカウンターに増えていたもの。鳴きます。