The Jha Barは、2017年10月に、Bar Mault Road(バー モルト ロード)に店名が変わりました(新しい記事はこちら)
『The Jha Bar』(ジャハ・バー)は、クラフトビール激戦区、神田(淡路町も近い)に於いて15年の歴史を誇る、ベルギー・英国・アイルランド・ドイツなどのヨーロッパのビールやアメリカのビールなど、バラエティーに富んだラインナップが嬉しいビアバーです。ビアバーと言ってもカクテルの種類も多く(モスコミュールはドライとスイート、両方ある!)、バーボンとスコッチの品ぞろえも豊富です。
お店は地下にあります。地下に降りる階段には、The Jha Bar(ジャハ・バー)のマークである…、…何だろう、この動物?馬にも見えるし、ロバにも見えるし、ラクダにも見える…がお出迎え。
この階段の壁面にはビールのラベルが無数に貼ってあって、階段を降りていくとどんどん、「どんなビールが飲めるんだろう?」とワクワクしていくのです。因みに、「JHAってなんだろう」と軽くネットで調べてみましたが、答えは見つけられませんでした(今度は忘れないでお店の方に聞かないと)。
ヨーロッパのビールを、インテリアと音楽でも味わう
地下への階段の細さなどから一人では入りにくいと思われる方もいそうですが、私の友人(女性)は遅れて店舗に入るなり、ビールのラベルの壁紙や入り口近くに置いてある可愛らしいランプが素敵だと感想をもらしていました。店内はアンティークっぽい、でもそれでいて古めかしくない家具と、パブらしい少し暗めの店内に浮かび上がる部分的な照明がたくさんのグラスやボトルに反射して、重厚さと落ち着きを感じる調度で整えられています。私が訪問したときのBGMはアイルランドの民族音楽風インンストルメンタルで、ヨーロッパの(特に英国っぽいと私は感じています)雰囲気満点。
私が特に好きなのは、カウンターの風景です。今っぽいクラフトビアバーと違い、タップがばらばらとしているのも特徴的です。いくつかのタップとウイスキーなどのボトルがカウンター上に並び、その背後には色々な形をしたグラスが整然と並んでいます。
椅子はハイタイプではありますが背あても足置きもあり、足元(膝辺り)には荷物をかけるフックもあるので邪魔になりません。また、テーブルの奥行きも一人一人のスペースも適度にあるので、いくつかお皿を並べても、隣に見ず知らずの方が座っても気にならないのは良いですね。
ボトルビールもたくさんありますが、おススメはやはり樽生!
The Jha Bar(ジャハ・バー)の『本日の樽生』は8種類あります。メニューをめくっていくと、ボトルビールもたくさんあるのですが…私はまず樽生しかここではオーダーしたことがないのです。
サイズはSmallサイズ(税込972円程度)と、ビールにより若干グラスサイズの異なるパイントサイズ(500ml前後 税込1,300円前後)の2種類です(ビールにより、1サイズのみの場合もあり)。
この日のラインナップはこんな感じ。
- グリゼット・ブロンシュ(ベルギー)
- ホフブロイ・ミュンヒナーサマー(ドイツ)
- ビュリュードッグ・デッドポニークラブ(イギリス)
- シュレンケルラー・ラオホ・メルツェン(ドイツ)
- ブラックアイル・ポーター(イギリス)
- ベルナルド・ダークラガー(スイス)
- ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ(ベルギー)
- キルケニー(アイルランド)
以前来たときは、ほとんどのビールが6%以上のアルコール度数という、ちょっと危険な感じのラインナップだったのですが、今回は上手くばらけているかな…。
一杯目には『ワインを思わす風味』というコピーに惹かれて、『ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ』をいただきました。香りからしてすごく爽やかなのですが、私の脳裏に最初に浮かんだのは、「フルーツビネガーみたい!」だっという。ビールの苦みより、お酢の(でも飲みやすい)酸味の方が立っている感じですね。
正直、お酢ってあまり好きではない(フィッシュ&チップスにかけるモルトビネガーは別)のですが、意外に飲みやすくて夏にぴったりだと思いました。酸っぱいビール、あまり好きではないはずなのですが…不思議。
二杯目には、大好きなポーターであるのと、スコットランド産であるのと…ということで『ブラックアイル・ポーター』をチョイス。ちょっと燻製っぽいまあるくて深い香りと、甘すぎない・重すぎない秀逸のポーターでした。ちょっと、ポーターの中ではかなりの上位ランクですよ!(…と言っても、何がどうだったからすぐに忘れたので、他と比較できず)
また、面白かったのが専用グラス。最初にカウンターに置かれたときは、「なんだ、この日の丸の真ん中みたいな赤い丸」ぐらいに思いながら(違和感はあったけれど、さほど気に留めず)ビールを飲み始めたのですが、飲み終わってみると!
その赤丸が、アザミの花の部分だということがわかりました。ビールの色が黒くて周りのロゴなどもまったく見えていなかったんですよね!いえ、大したことでは無かったのですが、なんとなく楽しかったという(笑)
専用グラス、いいですね。
ビールに合うお料理。是非、1軒目にして堪能したい!
姉妹店のCOOPER ARE’S同様、The Jha Bar(ジャハ・バー)はお料理も色々試したくなってしまいます。
この日の目当ては、前回友人と来た時にいただいた、季節ものの『大葉とアンチョビの冷たいカッペリーニ』。これがとても美味しかったので、終わってしまう前に是非また一度食べたかったんですよね!冷静パスタって自分で作るとソースの濃さとか、絡まらせ方とか結構難しいのですが、こちらのカッペリーニは大葉の風味がとても活きていて、程よいお味の一品です。
ランチパスタぐらいの量があったので、この日はこれだけしか食べられなかったのですが、友人と訪れたときは他にも色々オーダーしてみました。
リピート率の高い『チップス&サワークリーム』、季節ものの『夏みょうがのあっさり漬け』、友人のリクエストの『トルティーヤ&サルサソース』と『スペイン風オムレツ』です。どれも美味しくて、特に『チップス&サワークリーム』は、ここで食べてから家でも作るようになった逸品です。
おひとりさまでも大丈夫!Sサイズのフィッシュ&チップス
さて、『英国的な王道パブ』ぽさを感じるのは、フィッシュ&チップスもあるからでしょう!姉妹店のCOOPER ARE’Sでもいただきましたが、通常サイズ(税込1,080円)に加えて、Sサイズ(税込810円)があるのが嬉しいところ!先日私が頂いたときのフィッシュはタラでした。Sサイズなので正直、物足りない…(他のモノもいただくのでいっか、と思いつつ)。モルトビネガーのほか、トマトケチャップとタルタルソースがついてきます。ポテトはまぁまぁ太め。
Sサイズの説明に『女性でも食べきれる』とあるのですが、私にとっては魚が小さすぎてポテトばかり食べている気が。葉っぱ系野菜いらないので、魚がもう少し大きいと嬉しいな。
『8』が付く日はお得に樽生ビールが楽しめます!
THE JHA BARでは、『8』が付く『8日』・『18日』・『28日』が 感謝Day!「本日の樽生」を パインとサイズは100円引き (Smallサイズ/50円引き) で楽しめます。
実は、以前は喫煙可能だったため、間取りの細さが仇となりかなり煙く、私にとっては足しげく通うには少々難ありなお店だった、ジャハ。現在では完全禁煙となり、(私の職場が通ったため通り道でもあり、かつ)インテリアなどお店の雰囲気全体でイギリスやドイツを中心としたヨーロッパのビールやアメリカのビールを楽しめる、お料理も美味しいお気に入りの一軒です。
女性一人でも気楽に、カッコよく楽しめますよ!
The Jha Bar(ジャハ・バー)の私的評価
- おひとりさま度
- ★★★★★カウンターの中の人とのおしゃべりも〇
- カウンターの居心地
- ★★★★★椅子も座りやすいし、荷物のフックもあります
- ビールの種類
- ★★☆☆☆樽生はイギリス・ベルギー・ドイツビールが中心
- お料理
- ★★★★☆「ビールに合う」にこだわったメニュー、季節の料理も美味しい
- Fish&Chips
- ★★★☆☆王道系。Sサイズがあるのが良い!
- リピーター度
- ★★★★★内装も素敵で居心地がよいのです
The Jha Bar(ジャハ・バー)の情報
- 公式サイト
- http://www.thejhabar.com/
- タップ数
- 8タップ
- 本日のビール
- 公式サイト
- ひるビ(昼のみ)
- なし
- カウンター
- 8席/全44席
- ライティング
- 暗め・ムードあり
- チャージ/御通し
- なし
- 禁煙/喫煙
- 完全禁煙
- 住所
- 〒101-0046 東京都千代田区神田多町2-5 豊田ビルB1
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