「世界一美味しい煮卵の作り方」というタイトルに惹かれて購入したのは、『超絶安い!超絶簡単!多分旨い!めんどくさがりな一人暮らしに最適なレシピ』を紹介している、有名ブロガー「はらぺこグリズリー」さんのレシピ本でした。
世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ (光文社新書)
本屋さんに積んであったのでパラパラと見て、「よし、調理の手順が短い!」という私独自の料理本判定基準の元、購入を即決。早速、「世界一美味しい煮卵」を作ってみました。
これは煮卵ではなく、なんちゃって煮卵もしくは味付け玉子?
実は「煮卵」を作ったことが無かった(恐らく母や祖母が作ったこともない)ので、定義がよくわかっていないのですが、私にとってはなんとなく「飲み屋さんメニュー」な煮卵・味付け玉子、「ラーメントッピングメニュー」な味玉。昔、東京駅八重洲口近くのクラフトビールを出すお店の煮卵が好きで、行くたびにオーダーしてました。一皿に4個ほどが半分にカットされた状態で提供されていたのですが、ひとりで飲むため(当時は玉子は1日1個!みたいなのが常識だったので)全部食べてなぜか罪悪感に苛まれていたという(笑)
最近では卵も1日に数個食べても良いと言われていますので、まぁ、5つまでならいいのではないかと自分判断しております。
さて、いいアテである煮卵の作り方が、A6サイズのページ1枚にらくらく入っている。なんて簡単!と思いきや、あれ…?
卵は茹でているのですが、煮ていないのですね?カンタンレシピだからなのか、それともそもそも「煮卵」と言われているものは「味付け玉子」がほとんどなのでしょうか???(実際、ネットで色々読んでみましたが、人により解釈は様々)
カンタン3ステップ!でも、味付けが意外と難しい煮卵(味付け玉子)
細かい作り方は書籍に任せておくとして、本当にカンタンなんですね。
- 卵を沸騰したお湯で茹でる
- 氷水でしめる
- 殻を剥いて、麺つゆに漬ける
「沸騰したお湯で」というところがポイントでしょうか。以前、失敗しない半熟卵の作り方をいくつか試している中で、「水から」というのもいくつか見かけたのですが、うん、沸騰したお湯で良さそうだな~という感じです。ちょっと茹で方があますぎる分には、殻さえきちんと剥ければ(ここ、結構大事です)逆にご飯などで美味しくいただけます。
『氷水でしめる』をきちんとやることで、若干ふにゃんふにゃんしたゆるめの半熟卵も、きれいに殻を剥くことができたので…たったの3ステップ、これ以上の手抜きは避けたほうが良さそうです(と、自分に言いきかせます)。
試行錯誤が続く…いつか自分好みの煮卵(味付け玉子)を食すために!
さて、食した結果どうだったかというと…実は「美味しい」とは思うものの「成功!」まではまだ行っていません。1回目は自家製の麺つゆで試したのですが、4時間ではしっかりと味がつきませんでした。2回目は、カツオの麺つゆ3倍濃縮で4時間試し、薄かったので8時間置いてみて…でも、何かイマイチ。
出汁そのものを濃くしないと味がつかないのかと、3回目は昆布だしの麺つゆ(2倍濃縮)で8時間試したら、今度は濃くなりすぎて…しょっぱいなぁと(美味しいとは思うけれど、白いご飯が必須)。
次なる4回目は、2倍濃縮を少しだけ薄めて、4時間からテストですかね…試行錯誤は続く!